ロバーツ監督しょんぼり 大谷翔平から本物のポルシェ贈呈は「進展がないんだ」

ドジャース・大谷翔平（左）とおもちゃの車を持ったデーブ・ロバーツ監督【写真：球団提供】

■「ワールドシリーズで優勝したら考えると話があって」

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は4日、都内のホテルで行われた「木下グループ 新CM制作発表会」に出席した。20年ぶりという来日を楽しんだが、会見中に少しだけ“しょんぼり”とした表情を見せる場面があった。

　笑顔満開のロバーツ監督の表情が苦笑いに変わったのは、報道陣から「ワールドシリーズを制して、大谷選手から本物のポルシェを贈られたか？」と問われた時だった。

「ワールドシリーズで優勝したら考えると話があって。ただ、それ以降、進展がないんだ。分からない。いい質問だね」。今後の展開を心待ちにしているようだ。

　大谷は5月にロバーツ監督の持つ日本出身選手の球団最多本塁打記録に並んだ際に、ロバーツ監督へミニカーのポルシェをプレゼント。本物のポルシェ贈呈について、大谷は「ワールドシリーズで勝てたら考えます」と笑顔で話していた。

　ドジャース入りした昨オフ、背番号17を譲ってくれたジョー・ケリー投手の妻アシュリーさんへ新車のポルシェをプレゼントした大谷。指揮官へのポルシェ贈呈は実現するのだろうか。（小谷真弥 / Masaya Kotani）