1160億円ソトの“絶望数値”「15」 看過できない課題…米悲痛「オオタニよりもらうとは残念」
Full-Count / 2024年12月11日 13時59分
■パーセンタイルランキングで打撃は最高評価も…
ヤンキースからFAとなっていたフアン・ソト外野手は8日(日本時間9日)、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1162億円)で契約合意したと報じられた。ドジャース・大谷翔平投手の10年7億ドル(約1063億円)を超える球界最高額契約を更新。一方で、米データ会社はソトの“明確”な課題を指摘。ファンからは「オオタニよりもらうとは残念」と嘆きの声があがっている。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は10日(同11日)、自社X(旧ツイッター)を更新。「2024年のフアン・ソト」と題し、MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」の「パーセンタイルランキング」のスクリーンショットを投稿した。打撃・走塁・守備の3部門で平均(50)よりどれだけ優れているかを示し、100なら最高、1が最低となっている。
卓越した選球眼と打撃技術を誇るソトは、打撃評価で堂々の100。今季58本塁打、OPS1.159を記録したアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)と並び最高評価となった。54本塁打&134打点でナ・リーグ2冠の大谷が99なので、わずかながらソトが上回った格好だ。
しかし、守備は平均以下の38、走塁はさらに低い15。対して指名打者の大谷は守備の評価はないものの、走塁は70と高い貢献度を示している。また、勝利貢献度(米データサイト「ベースボール・リファレンス」版)もソトの7.9に対し、大谷は9.2で、打者一本でも大谷が凌駕した形だ。
ソトの“課題”にファンも注目。「ソトがオオタニよりもらうとは残念」「ソトは素晴らしいけど……守備走塁合わせるとうーん」「彼がゴールドグラブ候補に入ったのが本当におかしい」「守備走塁平均以下の打撃特化外野手にあの額はおかしい」といった声や、メッツファンから「それでも気にしない」「メッツで守備はさらに良くなる」「守備走塁のマイナスを大きく上回る価値がある」と反論する声もあった。(Full-Count編集部)
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