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鷹イケメン29歳が激白「うまくいかない」 ゆがむ甘いマスク…1軍登板0から誓う逆襲

Full-Count / 2024年12月12日 10時23分

契約更改交渉を行ったソフトバンク・板東湧梧【写真:竹村岳】

■石川柊太がロッテへFA移籍「先発としてチャンスある」

 ソフトバンクの板東湧梧投手が12日、みずほPayPayドームで契約更改交渉を行い、800万円ダウンの年俸3200万円でサインした。今季は1軍登板なくシーズンを終え、「ダメだったけど復活した選手を見てきた。期待していると言われました」と悔しさをにじませつつ、来季の復活へ照準を合わせた。(金額は推定)

 昨季5勝を挙げ、先発争いを期待された今シーズンだったが、オープン戦では3試合(8イニング)を投げて無失点も開幕ローテーションには入れず。そのまま1軍での出場は叶わず、2019年のルーキーイヤー以来、1軍登板なしに終わった。ウエスタン・リーグでも14試合に登板して3勝2敗、防御率3.88。シーズンの最速は145キロと、主に出力の面で苦しんだ。

「何をやってもうまくいかないというか、こんなに頑張っているのにと思いながら、苦しい気持ちが日を追うごとに強くなっていった、最後の最後、感覚が良くなってきたので。今も投げるたびに良くなっている。野球する喜びを感じられているので、来シーズンこそはという気持ちです」と心境を吐露。それでも、「僕自身シーズン苦しんだんですけど、これがあったから良かったと言える来シーズンにしたいですし、そういう姿を見せられるようにしたいです」と前を向いた。

 2軍生活が続く中、今季限りでの引退を表明した和田毅投手と過ごす時間も長かった。ベテラン左腕からは「『板ちゃんわかったよ』と連絡をくださって、みずほPayPayドームで一緒に投球を見てもらった。その時も悩んでいたんですけど、和田さんの『絶対に原因はある。改善すれば絶対によくなる』と言ってもらったのが励みになりました」と“金言”を授かったことも明かした。

「(和田の引退は)やっぱり寂しいですし、考えてもいなかった。中継ぎでやられたり、新しい取り組みをされたりして、まだまだこれからも成長していくといえば失礼かもしれないですけど、いろんな姿を見せてくれると思っていた。引退すると1ミリも思っていなかったです。少しでも自分が良い投球をして恩返しができたら」と意気込みを口にした。

 このオフはエース格だった石川柊太投手が国内フリーエージェント権を行使し、ロッテへ移籍を決めた。「先発として、石川さんが抜けるのもあるので、チャンスだと思うので頑張りたいです」と、先発ローテーション入りに闘志を見せた。(竹村岳 / Gaku Takemura)

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