記者100人超えが集結…佐々木朗希だけ特別扱い 代理人にも“異例対応”、本格化する争奪戦
Full-Count / 2024年12月12日 11時25分
■ウインターミーティングでは佐々木の話題でもちきりだった
ついにゴングがなった。9日(日本時間10日)から3日間にかけて行われたMLBのウインターミーティング。目玉は23歳の右腕、佐々木朗希だった。「25歳ルール」の対象のため、“格安”で契約できるチャンス。各球団がこぞってラブコールを送った。
ウインターミーティング前日の8日(同9日)夜、フアン・ソト外野手がメッツとの契約に合意したと報じられた。大谷翔平投手を超える15年7億6500万ドル(約1166億円)契約が話題になると、直後から各球団、メディアの関心は佐々木に寄せられた。
23歳の佐々木は獲得時に契約金や年俸総額が制限され、マイナー契約しか結ぶことができず、各球団は割り当てられた獲得資金(国際ボーナスプール)の中で契約する形になる。そのため、ソトとは違い、大金を使う必要がない。スモールマーケットの球団でも獲得できるチャンスがあるとも言える。
ウインターミーティング初日の10日(同11日)に佐々木が正式にポスティングされると、早速パドレスのマイク・シルト監督がラブコール。監督会見で「ササキ(獲得)に向けて非常にいい位置にいる」と自信を覗かせ、ダルビッシュ有投手が争奪戦に“参戦”する可能性を示唆した。
■ドジャース、ヤンキースも熱弁…代理人は異例の対応
翌日にはドジャースとヤンキースがそれぞれ佐々木について熱弁。ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は「優先事項」と大谷、山本の参戦を示唆し、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「ピンストライプのニューヨークが適している」と獲得を願った。
代理人のジョエル・ウルフ氏の会見時間が記されたホワイトボードには名前の隣に「SASAKI AGENT」と記されていた。選手名が書かれていたのは佐々木のみ。ウルフ氏は佐々木だけでなく、ダルビッシュや山本由伸、アレナドやスタントンら数多くのスター選手を顧客としているのに……。会見には日米の記者100人以上が集結。急遽、壇上に上がって話す異例の対応となった。
当初はドジャース最有力と見る目も多かったが、ウルフ氏は「小中規模のチームの方が彼にとっていいかもしれない」と示唆。来週から面談が始まり、ボーナスプールがリセットされる1月15日(同16日)以降に決断する見込み。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「推測ではあるが、全球団が興味を示す可能性はある」と示唆。45日間の争奪戦がいよいよ始まる。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
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