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大谷との対戦で負傷→エ軍放出で“無職”になった28歳 再契約の可能性も…左腕に浮上した新候補

Full-Count / 2024年12月13日 16時13分

エンゼルスからノンテンダーFAとなったパトリック・サンドバル【写真:Getty Images】

■サンドバルにフィリーズが興味と米報道

 エンゼルスからノンテンダーFAとなったパトリック・サンドバル投手にフィリーズが興味を示していると10日(日本時間11日)、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の記者でもあるトム・ベルドゥッチ氏が報じた。今年は6月に重度の屈筋断裂と内側側副靱帯損傷が発覚し手術を受けたため、シーズンが終了していた。

 28歳のサンドバルは2022年には6勝、2023年にはメキシコ代表としてWBCに出場し、日本との準決勝では5回途中無失点と好投、シーズンでは7勝を挙げた。今季も開幕からローテーションを守ったが、6月21日(同22日)のドジャース戦で3回に元同僚で仲の良い大谷翔平投手に四球を与えたところで左腕に違和感を訴えて降板。損傷が見つかり、トミー・ジョン手術を受けた。

 来季全休の可能性もある中、サンドバルは年俸調停権を持っており、年俸高騰が見込まれるため、エンゼルスは自由契約の形をとった。再契約の可能性もあるが、ベルドゥッチ記者によると、複数球団が興味を持っており、その1球団がフィリーズだという。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によるとサンドバルは2025年をリハビリに費やし、2026年にフルシーズンプレーする2年契約を望んでいるという。左腕レンジャー・スアレス投手は2025年オフにFAとなり、チーム全体の契約状況を考慮するとフィリーズは「スアレスをチームに長期的に残しておくことに興味がないかもしれない。サンドバルは魅力的で安価な代替案となるかもしれない」としている。(Full-Count編集部)

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