23歳逸材の“浮き上がる速球”が「マジでエグい」 朗希超えのNPB最強数値“2.69”
Full-Count / 2024年12月14日 19時17分
■ロッテ横山は今季18ホールド、防御率1.71をマーク
飛躍の一年を裏付ける圧倒的な数字を刻んだ。ロッテ・横山陸人投手は今季43試合に登板し、3勝1敗3セーブ、18ホールド、防御率1.71の好成績を残した。中でも“浮き上がる速球”は「見てて気持ちいい」とファンも絶賛。また、データ面でも球界No.1の数値を残している。
セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、横山の直球の今季平均球速は152.0キロを計時している。30投球回以上を投げた投手では両リーグ21位。十分に速い分類だが、突出しているわけではない。
一方で、直球100球当たりの失点増減を示す「wFA/C」は2.69。平均156キロで球界最速の佐々木朗希投手、並みいるクローザーたちを抑えて堂々のNPB1位となっている。今年の11月には野球日本代表「侍ジャパン」にも選出され、プレミア12の準優勝に貢献した。ロッテファン以外にも“武器”をアピールし、「横山陸人くんストレートめちゃ速い」「横山の直球、浮き上がってるように見える」「横山のストレートエグイな」などとコメントが寄せられた。
専大松戸高から2019年ドラフト4位で入団した23歳。4年目の昨季は1軍で38試合に登板し、夏場にはブルペンの一角を担って8ホールドを記録するなど2勝3敗1セーブ、防御率5.26をマークした。昨年11月に開催された「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」でも侍ジャパンに初選出され、韓国戦を1イニング無失点に抑えて優勝に貢献。今後の活躍にも期待が集まる。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
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