大谷翔平のロゴはなぜ走塁? 寄せられた批判の声も…ブレなかった担当者の“信念”
Full-Count / 2024年12月16日 19時40分
■ニューバランス社は7月に“大谷モデル”のシューズを発売
ドジャース・大谷翔平投手がスポンサー契約を結ぶスポーツ用品メーカー「ニューバランス(NB)」は今年3月に大谷専用のロゴを発表した。走る大谷のシルエットがロゴマークとなっており、米メディアがその制作秘話を紹介した。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、同社パフォーマンスマーケティング部門のイアン・フィッツパトリック氏による「アスリートのロゴめぐる競争は続いていますが、本当にインパクトを与えるようなロゴは、ブランド構築に貢献するようなロゴは、どれほど少ないでしょうか?」とのコメントを掲載した。
「ショウヘイ(のロゴ)を胸に付けることは、ひとつの価値観を示すということです。ひとつのアイデアを表現するということなのです。このコレクションのアイテムは、(野球という)ゲームそのものから直接インスピレーションを得ています。色調やトーンは、内野の土、マウンド、外野を彷彿させ、トラディションと現代のミニマリズムが融合しています」
記事では、アスリートのロゴは選手の背番号やショウヘイのような(地位のある)選手の場合、プレー中のシルエットが描かれていることが多い。ニューバランスがオオタニと共に作ったロゴは、打撃や投球に関するものではない。その代わりに、それは「向上し続ける」という考え方を表している、と説明している。
この考え方は、長期的な目標を設定し、そこに到達するためのステップを詳細に書き出す「原田メソッド」に基づいている。この方法は、オオタニが若い頃に実践していたもので、ロゴは彼がニューバランスと「技術の頂点に立っても、常に向上し続ける」と話し合ったことを反映している、と記述した。
■走塁シルエットは「絶え間なく前進し続けるというアイデア」
フィッツパトリック氏は「単打を二塁打に、二塁打を三塁打に変えるという決意のマインドセットです。これは絶え間なく前進し続けるというアイデアなのです」。当初、大谷のロゴには打撃や投球のシルエットを描くべきだという批判的な声もあったという。
しかし、同社はこれらの声に一切の“反論”をすることはなかった。同社のベースボール部門のスポーツマーケティングディレクターであるエバン・ゼダー氏は「これは、彼のロゴとコレクションを通じての物語の始まりなのです」「彼と共に作り上げていくものですが、時間がかかります」と語っている。
大谷とニューバランス社の思いと意図が凝縮されたロゴとなっているようだ。(Full-Count編集部)
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