ド軍FA右腕はエ軍が「最適な場所」 111億円契約予想も…米メディアが推すワケ

ドジャースからFAとなっているジャック・フラハティ【写真：ロイター】

■「ブリーチャー・レポート」はフラハティが3年111億円でエ軍移籍と予想

　ドジャースからFAとなったジャック・フラハティ投手の移籍先に、エンゼルスを米メディアが勧めた。今季は最下位に沈んだが、このオフは菊池雄星投手らを獲得。フラハティが加われば、ア・リーグ西地区で「興味深い存在になるだろう」と伝えている。

　29歳のフラハティは今季途中にタイガースからドジャースへ移籍。ドジャースでは10先発で6勝2敗。トータルでは28登板で13勝7敗だった。メジャー通算55勝をマーク。このオフにFAとなった。

　米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、ドジャースが「2000万ドル以上（約31億円）の投手市場から撤退しているように見える」と指摘。今オフにエンゼルスが行った補強を見ると、「またしても無意味な1年を過ごすことを避けようとする必死さが感じられる」と推察した。

　このオフは菊池と3年6300万ドル（約97億円）、カイル・ヘンドリックス投手と1年250万ドル（約3億8000万円）で契約した。今季10勝のタイラー・アンダーソン、同6勝のホセ・ソリアーノに、フラハティが加われば、「ア・リーグ西地区で興味深い存在になるだろう」と占っている。

　また、その契約を3年7200万ドル（約111億円）と予想している。記事はさらに「最適な場所のように感じる」とも。フラハティは、ロサンゼルスから近いカリフォルニア州バーバンク出身。どんな決断を下すだろうか。（Full-Count編集部）