どうなる巨人の捕手争い 12球団トップ.475も安住の地なし、大城は一塁コンバートも
Full-Count / 2024年12月19日 9時7分
■甲斐、岸田、大城、小林らが熾烈な正捕手争いか
巨人は17日、ソフトバンクから国内FA宣言していた甲斐拓也捕手の獲得を正式発表した。ソフトバンク時代に7度のゴールデングラブ賞を受賞した32歳の獲得。正捕手争いが超熾烈となりそうだ。
甲斐は2010年育成ドラフト6位で大分・楊志館高からソフトバンクに入団。2013年11月に支配下登録をされると、2017年に1軍に定着した。2021年の東京五輪、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では世界一も経験し、球界を代表する捕手となった。
今季は119試合に出場して打率.256、5本塁打、43打点をマーク。守備イニング数「924回2/3」は12球団の捕手でも最多だった。
今季の巨人の捕手陣では岸田行倫が72先発(645回)が最多。小林誠司が36先発(300回2/3)、大城卓三が34先発(331回)、山瀬慎之助が1先発(12回1/3)と続く。
捕手で重要視されるのが守備力だ。岸田が記録した盗塁阻止率.475は12球団トップ。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、守備全般での貢献を示す指標「UZR」はセ・リーグ2位(全体4位)の「2.4」を記録。甲斐は意外にもパ・リーグ8位(全体16位)の「0.2」だった。
なお、各捕手のUZRは大城が「0.0」。山瀬は「-0.1」、小林は「-1.1」だった。自己最多となる88試合に出場した28歳の岸田は、今季の数字上では正捕手へ大きくリードしていると言えるが……。
球界では捕手3人制が主流。2023年まで3年連続で2桁本塁打をマークした大城は一塁でも38先発(262回1/3)しており、打力を生かしてコンバートする可能性もあるだろうが、捕手の1軍入りも熾烈な争いとなる。実績豊富な甲斐は巨人の正捕手争いにどのような風を吹かせるのだろうか。(Full-Count編集部)
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