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現ドラで2人移籍…ついに西武在籍ゼロに トレードに異例転身、9年で激変した2015年組

Full-Count / 2024年12月19日 19時13分

元西武の呉念庭、本田圭佑、多和田真三郎(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】

■2015年ドラフトで西武に10選手入団も…在籍ゼロに

 今月9日に実施された現役ドラフトでは、西武に所属していた本田圭佑投手がオリックスに移籍することになった。東北学院大から2015年ドラフト6位でに入団した右腕がチームを離れることで、同年西武入団組は在籍ゼロとなった。

 本田は今季31試合に出場するなど3年連続25試合登板をクリアする中継ぎ右腕。同一リーグ球団移籍で新たな活躍が期待される。2015年ドラフトで西武に入団したのは支配下として指名された10人。NPBで現役を続けているのは3選手だけだ。

 北海学園から2位で入団した川越誠司外野手は2023年シーズン途中に高松渡内野手とのトレードでオリックスへ移籍。今季は27試合に出場し、2本塁打7打点だった。花咲徳栄高から4位で入団した愛斗外野手は2023年オフの現役ドラフトでロッテに指名された。今季は52試合に出場し打率.188、本塁打なし、3打点だった。

 1位で富士大から入団したのは多和田真三郎投手。3年目の2018年に16勝を挙げて最多勝を獲得したが、体調不良を訴えたことで2020年以降は登板機会なし。2021年に戦力外となった。7位入団の呉念庭内野手は2023年に退団。今年6月には母国台湾の台鋼ホークスでプレーしている。3位は野田昇吾投手で現在は競艇選手に転身している。

 5位の南川忠亮投手は2019年に戦力外通告となり、古巣のJR四国でプレーした。8位の國場翼投手は2020年オフ、9位の藤田航生投手は1軍登板機会のないまま同年限りで引退。10位の松本直晃投手は2019年オフに戦力外となった。

 2015年ドラフトの西武指名の在籍選手はいなくなったが、同年に仙台育英高からロッテに入団したのが平沢大河内野手。今オフの現役ドラフトで西武に指名されて入団した。(Full-Count編集部)

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