DeNA桑原、現状維持の1.2億円で更改「来年につながる」 来季は4年契約最終年

契約更改交渉に臨んだDeNA・桑原将志【写真：宮脇広久】

■年俸変動制4年契約が来季最終年

　DeNA・桑原将志外野手は19日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億2000万円でサインした。2021年オフに結んだ年俸変動制の4年契約は来季最終年を迎える。（金額は推定）

　今季は106試合出場、打率.270、5本塁打24打点8盗塁。安打数は「77」で、わずか5安打だった2020年以来4年ぶりに100安打に届かなかった。

　しかし、日本シリーズでは歴代最長の5試合連続打点と躍動。計9打点は6試合で決着したシリーズの最多タイとなった。打率.444（27打数12安打）、1本塁打9打点をマークしてMVPに。26年ぶりの日本一の原動力となった。

　桑原は「ポストシーズンでは個としても、チームとしても来年につながると思います。生かすも殺すも来年だと思う。球団から『大人になったな。チームを包み込むように、まとめてくれたことに感謝している』と言われました」と話した。（Full-Count編集部）