逸材揃いも…いまや3選手が他球団へ トレード2度や異色の経歴、日ハム11年組の現在
Full-Count / 2024年12月19日 18時41分
■2011年ドラフト6位・上沢はソフトバンクでのNPB復帰が発表された
ソフトバンクは18日、前レッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェントとなっていた上沢直之投手の獲得を発表した。上沢は2011年ドラフト6位で千葉・専大松戸高から入団。現在、同年の日本ハムドラフト入団選手は5人が現役で活躍しているが、同年指名の7選手のうち、日本ハムでプレーしているのは1人だけとなった。
この年の1位指名は東海大の菅野智之投手だったが契約合意に至らず、翌年に巨人へ1位指名で入団した。日本では2度の沢村栄治賞を受賞するなど、数々のタイトルを獲得。今オフにはフリーエージェント(FA)でのオリオールズ移籍が決まっている。
2位は帝京高の松本剛内野手。同年ドラフト組ただ一人の“残留”選手で、今季は127試合の出場で打率.236、1本塁打、19打点に終わったが、2022年には打率.347で首位打者を獲得するなど、来季もレギュラーとして期待される。
3位は東大阪大柏原高から入団した石川慎吾外野手。日本ハムでは多くの出場機会に恵まれなかったが、2016年オフに大田泰示外野手、公文克彦投手とのトレードで吉川光夫投手とともに巨人へ移籍。貴重なサブプレーヤーとして貢献。昨年7月に小沼健太投手とのトレードでロッテ移籍すると、新天地で44試合で打率.348。今季は33試合の出場で打率.211だった。
4位の近藤健介外野手は横浜高から入団。非凡な打撃センスを発揮し、2022年オフには国内FAでソフトバンクへ移籍。今季も打率.314で首位打者となるなど19本塁打、72打点と大活躍。昨季は本塁打と打点の2冠王にも輝くなど、現在、もっとも3冠王に近い選手ともいえる。
5位の森内壽春投手はJR東日本東北から入団し、1年目は52試合に登板したが、2年目以降は出番は激減し、2015年オフに戦力外となった。6位が上沢。早大から7位入団の大嶋匠捕手は中学、高校、大学とソフトボール選手という異例の経歴でプロ入り。パワーが注目されたが、本塁打ゼロのまま2018年オフに戦力外となり引退。NPB通算15試合の出場で18打数3安打に終わった。(Full-Count編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
現ドラで2人移籍…ついに西武在籍ゼロに トレードに異例転身、9年で激変した2015年組
Full-Count / 2024年12月19日 19時13分
-
戦力外告げられたドラ1新人王 人的補償&育成から復活も…波瀾万丈の阪神2015年組
Full-Count / 2024年12月13日 17時52分
-
4度戦力外のドラ1が引退 急成長の28歳、侍で世界一の捕手も…巨人2017年組の明暗
Full-Count / 2024年12月9日 8時10分
-
巨人元ドラ1は社会人へ、元助っ人は鷹を“戦力外” 10年目突入の台湾右腕も…2日の去就
Full-Count / 2024年12月2日 20時31分
-
ソフトバンクがウォーカーの退団を発表 巨人から移籍も…わずか1本塁打、打率.169
Full-Count / 2024年12月2日 15時2分
ランキング
-
1石川柊太が入団会見 ソフトバンクからロッテへFA移籍 背番号は「21」
スポニチアネックス / 2024年12月19日 15時2分
-
2〈甲斐FA人的補償〉巨人・小林がソフトバンク移籍すれば三方よし…巨人ドラ1の呪縛から解放されるとき
集英社オンライン / 2024年12月19日 11時0分
-
3覚悟していた現ドラ移籍…右腕が語る“瞬間” 食事中に察した着信「あ、自分だな」
Full-Count / 2024年12月19日 15時52分
-
4王貞治氏 渡辺恒雄さん追悼「誰よりもジャイアンツに強い情熱を持っておられた方」「他に類を見ない…」
スポニチアネックス / 2024年12月19日 17時17分
-
5中日ドラ3の「高校生とは思えないオーラ」 17歳の堂々振る舞い「イケメンすぎ」
Full-Count / 2024年12月19日 11時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください