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巨人に眠る1軍“未登板”の逸材…異国で覚醒のドクターK “15.09”に騒然「どうなってる」

Full-Count / 2024年12月21日 10時59分

巨人・山田龍聖【写真:小林靖】

■過去3年間で1軍登板ゼロも…今季は2軍で防御率1.65&奪三振率10.54

 豪州ウインターリーグ(ABL)に参加中の巨人・山田龍聖投手が“ドクターK”としての才能を発揮している。6試合に先発して43奪三振はリーグ2位、奪三振率15.09は堂々のトップ。「山田龍聖の奪三振能力どうなってんだ」とファンも騒然としている。

 山田はアデレード・ジャイアンツの一員としてプレー。20日はシドニー・ブルーソックス戦に先発し、初回を3者連続奪三振で抑えると、2回に1点を失ったが、左腕からの快速球と変化球を武器に5回4安打1失点、7奪三振の好投を見せた。

 ここまで6試合に先発し、2先発目で8失点したことで防御率こそ4.91と目を引くものではないが、全ての登板で6三振以上を奪っている。計43奪三振は1位に3個差の2位、奪三振率に至っては15イニング以上で断トツの15.09をマーク。ファンからも「ナイピでした」「山田龍聖は毎回三振かなり取ってるから期待してる」「山田龍聖の魅力は奪三振」「この経験が来季生きますように」と願いが送られている。

 24歳左腕はJR東日本から2021年ドラフト2位で入団。過去3年間で1軍登板は一度もなく、3年目の今季も2軍を主戦場とした。それでも29試合に登板し2勝2敗、防御率1.65。奪三振率10.54、被打率.156と好成績を残しおり、“勝負の4年目”の飛躍が期待される。(Full-Count編集部)

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