田中将大、楽天ファンも「変わらずに応援して」 自ら自由契約も…古巣に抱く感謝の思い

入団会見に臨んだ巨人・田中将大【写真：小林靖】

■楽天を自ら自由契約も「感謝の気持ちは変わりません」

　楽天から自由契約となり、巨人に入団した田中将大投手が25日、都内のホテルで入団会見を行った。楽天では2013年に日本一になるなど計11年プレー。「こういう形でチームをさる形になりましたけど、感謝の気持ちは変わりません」と古巣への思いを明かした。

　田中将は右肘のクリーニング手術明けだった今季は1試合登板で未勝利に終わった。楽天から年俸2億6000万円から野球協約の減額制限（1億円超は40％）を大幅に超える提示を受けた。「やりがいを感じたい」と自ら自由契約を選択。移籍先を探していた。

　2013年に開幕から24勝無敗と脅威の成績を残し、ヤンキースへ。2021年に楽天に復帰したが同年から4勝、9勝、7勝。今季はわずか1登板で年俸2億6000万円から野球協約の減額制限（1億円超は40％）を大幅に超える提示を受け、自ら自由契約となった。

　この日の入団会見では「イーグルスで11年プレーして、たくさんのイーグルスファンの方々に支えていただきました」と言及。「イーグルスの田中将大でなくなりましたけど、これからも田中将大のことを変わらずに応援していただきたいなと思いますし、これからのプレーする姿も東北のファン、イーグルスファンに見せていけるように頑張らないといけないなと思っています」と東北のファンへの思いを語った。（Full-Count編集部）