青木宣親が絶賛した23歳「モノがいいな」 “初対面”で覚醒を確信「能力が高い」
Full-Count / 2024年12月27日 7時10分
■日本ハム水谷はヤクルトとの交流戦3試合で打率.455、1本塁打
今季限りで現役を引退した青木宣親氏は、日米通算2730安打を誇る稀代のバットマンだ。去りゆく日本球界で次代を担う打者として名前を挙げたのは、北の大地で今季才能を爆発させた23歳だった。
「日本ハムの水谷くん。あの子は印象に残ったね。やはりモノがいいなって感じはした。もっと行けそうな気がするね」
青木氏の脳裏に深く刻まれたのは、日本ハムの水谷瞬外野手だ。ソフトバンクに在籍していた昨季まで1軍未出場ながら、昨オフの現役ドラフトで日本ハムに移籍して大ブレーク。プロ6年目で1軍デビューどころか、97試合で打率.287、9本塁打、39打点という成績を残した。
特に、交流戦では歴代最高を更新する打率.438をマークして首位打者に輝き、MVPを獲得。神宮球場で行われたヤクルト3連戦では打率.455(11打数5安打)、1本塁打、2打点、OPS1.318の大暴れだった。目の前で見ていた青木氏も「うちと対戦したときにやたら打ったから、余計に印象が強いよね」とうなるほどだった。
水谷の打撃を「パワーもあるし、コンタクトも上手。で、あの体でしょう。本当に能力が高いよね。身体能力も打撃の技術もいいんじゃないかな」と絶賛。交流はなく、話したこともないというが「楽しみだよね」と頬を緩める。チームを超えて期待するほどのポテンシャルを感じ取っていた。(町田利衣 / Rie Machida)
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