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鷹GMが明かした上沢の獲得経緯「いろんなことを考えた結果」 活躍を確信「積極的に交渉」

Full-Count / 2024年12月26日 15時12分

入団会見に臨んだ上沢直之【写真:飯田航平】

■上沢が入団会見…三笠GM「何回か話をして、今日に至った」

 ソフトバンクは26日、福岡市内のホテルで上沢直之投手の入団会見を行った。同席した三笠杉彦GMは「今回、アメリカで挑戦をしていた上沢直之投手が日本に戻ってきてプレーがしたいと情報があった。それ以来、何回か話をして、今日に至ったというところです」と経緯を明かした。

 黄色いネクタイを締めて登場した上沢は「何度かお会いさせていただいた時に、僕に対する役割、ビジョン、倉野さんとも話をして、こういう環境でホークスは優れているとたくさんお話いただいた。ホークスさんの熱意に僕の心が打たれたのが一番です」と入団を決めた理由を説明した。

 上沢の評価について、三笠GMは「ご紹介するまでもない。ホークスも苦しめられてパ・リーグを代表する投手として素晴らしい投手だと思って見てきました」と説明。「今回、本人がいろんなことを考えた結果日本に戻ってくることになった。ホークスに来てくれたらローテーションに入って、リーグ連覇、日本一に貢献してくれる投手であると確信をしておりましたし、今年のアメリカでの経験についても、入団交渉の中で話もしました」と話した。

 続けて「うまくいかなかったところ、悔しい思い、そういう経験も含めて、以前日本にいた時よりも大きくなっていい投手として、ホークスで活躍をしてくれると確信をしましたので。今回、積極的に交渉してきていただくことになりました」と交渉の裏側について語った。

 上沢は専大松戸高から2011年ドラフト6位で日本ハムに入団。2018年には初の2桁勝利となる11勝を挙げ、2023年はリーグ最多の170イニングを記録するなど先発投手として通算70勝をマークした。

 同年オフにポスティングシステムで海り、1月にはレイズとマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加。レイズからマイナーへの合流を通達されると、オプトアウト(契約破棄)を行使してレッドソックスに移籍。4月28日にメジャー初昇格を果たして2試合に登板。5月以降は3Aウースターで過ごし、マイナーでは20試合登板で5勝4敗、防御率7.63だった。2025年は日本球界復帰を選択し、福岡でプレーすることになった。(Full-Count編集部)

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