中日剛腕が衝撃の「1/569」 3年連続沢村賞の由伸超え…高卒4年目で令和最強数値
Full-Count / 2024年12月27日 18時49分
■高橋宏斗の被本塁打は9月に村上宗隆から浴びた1本のみ
中日・高橋宏斗投手の進化が止まらない。高卒4年目の今季は自身初の2桁12勝(4敗)を挙げ、防御率1.38で最優秀防御率のタイトルを獲得。9月まで被本塁打ゼロは話題にもなった。
高橋宏は9月10日のヤクルト戦(バンテリンドーム)で村上宗隆に右越えソロを被弾。今季19試合目で浴びた初被弾はシーズン唯一の被弾となった。今季は143回2/3を投げて打者569人と対戦。被本塁打1本だった。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、「本塁打%」は驚異の0.2%だ。
令和が始まった2019年から2023年まで「本塁打%」トップは2019年巨人・山口俊(1.1%)、2020年阪神・青柳晃洋(0.8%)、2021年オリックス・山本由伸(1.0%)、2022年山本と日本ハム・伊藤大海(0.8%)、2023年山本(0.3%)だった。高橋宏が記録した0.2%は、3年連続沢村賞の山本を上回り、対戦打者に占める被本塁打の割合を示す被本塁打割合で令和トップだ。
なお、2位の阪神・才木浩人は0.6%。3位タイだった広島・大瀬良大地とロッテ・種市篤暉は0.8%だった。投高打低のシーズンとはいえ、球界の有力投手たちが驚異的な数値を示した。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
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