中日戦力外…未だ発表されぬ42歳の新天地 偉業目前も、足踏みで2年連続の通告

元中日・中島宏之【写真：小林靖】

■中日戦力外の中島の去就が決まっていない

　中日を戦力外になった中島宏之内野手の去就が発表されていない。2000安打まで残り「72」に迫って迎えた今季は1軍で15打席無安打。2年連続の戦力外通告を受けた。

　2009年に173安打を放ち、5年連続打率3割をマークするなど、西武で時代を築いた右の好打者が岐路に立たされている。オリックス時代の2017年に123安打をマークして以降、年間100安打はなし。2019年に巨人移籍後も徐々に出場機会は減り、2023年は8試合で5安打に終わり戦力外通告を受けた。

　2024年は立浪和義監督のもと、代打の切り札として期待されたが、15試合の出場で13打数無安打。NPBでは通算21年目にして初の無安打でシーズンを終えた。オフには2度目の戦力外で新天地は発表されていない。

　オフには自身のインスタグラムを開設し、元気な姿を見せている。SNSでは「中日に帰ってこーーーい!!」「西武で2000本達成しましょう！」とさまざまなコメントが寄せられていた。来季で43歳のシーズンを迎える。新天地は見つかるだろうか。（Full-Count編集部）