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ド軍の“専売特許”を大絶賛「比類ない」 大谷との約束…進む他球団との差別化

Full-Count / 2024年12月28日 9時51分

ドジャースと再契約を結んだと明かされたテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】

■パッサン記者も感嘆…ド軍は「求められているところに、お金を注ぎ込む」

 ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手が、自身のSNSに「ただいま!」と綴り、再契約を明かした。米複数メディアによると、契約は3年6600万ドル(約104億円)と報じられている。今オフも補強の手を緩めない球団に、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「ドジャースはマシーンだ」などと綴っている。

 米メディア「マスライブ.com」でレッドソックス番を務めるクリス・コティーヨ記者によると、契約は3年6600万ドル(約104億円)。さらにパッサン記者によると、4年目は1500万ドル(約23億6000万円)のオプションが含まれ、後払い額が2300万ドル(約36億円)以上、契約金2300万ドル(約36億円)になるという。

 昨年オフには大谷翔平投手と10年7億ドル(当時約1014億円)、山本由伸投手と12年3億2500万ドル(当時455億円)を結ぶなどして戦力を整備し、2024年は世界一に。このオフもブレイク・スネル投手と5年1億8200万ドル(約287億円)、マイケル・コンフォート外野手と1年1700万ドル(約26億8000万円)で契約するなど補強を着々と進めている。大谷ら多くの選手の契約が後払いで批判の声もあがるが、ルール上は問題ない。

 大谷とドジャースの契約には、後払いで節約したお金を補強に使う条項が盛り込まれている。アンドリュー・フリードマン編成本部長によると、大谷側が後払いを提案した際、「これで積極的に補強できるか」と質問してきたという。この“約束”を実行し補強を進めるドジャースについて、パッサン氏も感嘆の様子だ。

 自身のX(旧ツイッター)に「ドジャースはマシーンだ。お金を刷るだけでなく、勝利のためにそれを使う意欲は比類ない。彼らは求められているところに、お金を注ぎ込む。他球団は同じアプローチで、多大な恩恵を受けることになり得る。彼らはそうしないことを選択している」と記した。(Full-Count編集部)

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