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「野球は死にかけ」論争…MVPスター“怒りの参戦” 発言に呆れ「彼は関わったことがない」

Full-Count / 2024年12月28日 19時32分

パイレーツのアンドリュー・マカッチェン【写真:Getty Images】

■元NFL選手のニュートン氏「野球は20年のうちにWNBAに抜かれる」

 球界の大物を“怒り”をぶつけた。元NFL選手のキャム・ニュートン氏が「野球は死にかけ」と言い放った発言が米国で話題を呼んでいる。元MVPの大物メジャーリーガーは呆れを通り越して怒りを示している。

 発端となったのは、米スポーツトークショー「4th&1 With Cam Newton」に出演したニュートン氏のコメントだった。「野球は……言いたかないが死にかけているスポーツ。誰が野球に注目している?」と発言。他にも「ここでホット・テイク(物議を醸すような、論争の的となる意見や見解)をしてもいいかな。野球は20年のうちに、(女子バスケットボールリーグ)WNBAに(人気面で)抜かれるだろうね」とニヤリと語った。

 ニュートン氏が言うように、まさに物議を醸す形で大炎上。米ファンから「間違っているぞ」「スポーツ史上最高額の契約でサインした選手がいるのに、死んでいるのか笑」などと批判が寄せられ、“大谷マニア”で知られる米スポーツ局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「全然観ないこのスポーツについて、何を言っているのか全く分かっていない」と指摘された。

 さらに、2013年のナ・リーグMVP受賞者で、通算2152安打、319本塁打、オールスター戦に5度選出されているパイレーツのアンドリュー・マカッチェン外野手は自身のX(旧ツイッター)を更新。「彼は、野球に一度も関わったことのない人が野球について語るときのような話し方をする」と、“門外漢”ゆえの無知を指摘した。

 近年のメジャーリーグは観客動員数や視聴率なども好調で、経済紙「フォーブス」によると2023年の収益は116億ドル(約1兆8000億円)に達するという。一方でWNBAは今季観客動員数で最多を更新したものの、収益は2億ドル(約300億円)と言われており、ニュートン氏の指摘のように20年後に追い抜くのは簡単ではなさそうだ。(Full-Count編集部)

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