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移籍で覚醒したハム外野手、山本由伸を“継承”するオリ左腕 「年男」の注目選手

Full-Count / 2024年12月30日 16時38分

日本ハム・水谷瞬(左)とオリックス・宮城大弥【写真:矢口亨、北野正樹】

■パ・リーグで2001年生まれは23人、1989年生まれは8人

 2025年の干支は「巳(み・へび)」。年男にあたる2001年と1989年生まれのパ・リーグ6球団支配下選手をピックアップした。2025年に24歳になる選手は、2024年に新人王に輝いた西武・武内夏暉投手、現役ドラフトでの移籍を機にブレークした日本ハム・水谷瞬外野手、キャリアハイの成績で野球日本代表「侍ジャパン」のも選出されたたロッテ・横山陸人投手ら6球団合わせて23人いる。

 そのなかでも注目は、2025年から背番号を「18」に変更するオリックス・宮城大弥投手。自身初の開幕投手を務めた2024年は、4年連続の規定投球回到達と「最優秀防御率」に、あと一歩届かず。それでも20登板のうちクオリティスタートを16度記録し、防御率や奪三振数でキャリアハイの数字を残した。2023年まで山本由伸投手(ドジャース)が着けていたエースナンバーを背負って迎える2025年は、すでに2年連続で開幕投手が内定している。

 2025年に36歳になるベテランは8選手。2024年にロッテに加入したネフタリ・ソト内野手は21本塁打88打点をマーク。楽天・鈴木大地内野手は4番も務めた。ロッテ・益田直也投手は通算250セーブまであと「7」としている。

 次に巳年にリーグ優勝を飾ったパ・リーグ球団を見てみる。1953年は南海が3年連続リーグ優勝。1965年は南海がリーグ連覇を果たし、野村克也が戦後初の3冠王に輝いた。前後期制だった1977年は、阪急がプレーオフを制して3年連続リーグV。元号が平成に変わった1989年は、近鉄が9年ぶりリーグ優勝を果たした。

 2001年は78勝60敗2分で近鉄が12年ぶりのリーグ優勝。北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁本塁打で優勝を決めた。2013年は楽天が球団創設初優勝&日本一を達成。田中将大投手が24勝0敗1セーブ、防御率1.27と圧倒的な成績でチームをけん引した。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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