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ドラ1&ドラ2が大誤算、わずか1年で戦力外→再出発も 苦闘の中日ルーキーが向かう逆襲

Full-Count / 2024年12月30日 7時30分

中日・加藤竜馬(左)と津田啓史【写真:小池義弘】

■開幕1軍は2人、1軍定着ゼロの厳しいルーキーイヤーに

 3年連続の最下位に沈んだ中日の2024年は、ルーキーたちにとっても難しい1年となった。支配下6選手、育成4選手がプロの門を叩いたが、1軍定着はゼロ。即戦力と期待されていたドラフト上位選手たちの早期離脱が痛かった。支配下選手を中心に、プロ1年目を振り返る。

 亜大から入団したドラフト1位の草加勝投手は先発ローテーションが期待されたが、2月にトミー・ジョン手術を受けリハビリ生活に。1、2軍を通じて公式戦デビューはお預けとなった。ドラフト2位で三菱重工Eastから入団した津田啓史内野手も、1軍スタートとなった春季キャンプで右肩を痛めて離脱。1軍出場には届かず、2軍では80試合で打率.234、13打点、8盗塁だった。

 開幕1軍を掴み取ったのは2人。BC茨城からドラフト5位で入団した土生翔太投手は、4月19日の阪神戦(甲子園)の8回にプロ初登板を果たし、1イニングを投げて2安打2失点だった。シーズン計7試合12イニングで、防御率6.00と課題の残る1年目となった。

 もうひとりの開幕1軍は、育成ドラフト3位でBC栃木から入団した尾田剛樹外野手。開幕前に支配下登録を勝ち取り、代走や守備固めを中心に65試合に出場した。打撃では12打席で無安打。2025年シーズンのプロ初安打が待ち遠しい。

 ドラフト3位で入団した辻本倫太郎内野手は、1軍で13試合の出場。2軍でも打率.227と打撃に課題を残した。ドラフト4位で大阪・履正社高から入団した福田幸之助投手は2軍で10試合に登板し2勝3敗、防御率3.13。東邦ガスから入団したドラフト7位の加藤竜馬投手は、わずか1年で投手としては戦力外に。井上一樹新監督から野手転向の打診を受け、来季は育成野手として再出発する。

 指揮官が交代し、さらに競争が激化する2025年。レギュラーが固定されていないポジションも多く、若手たちにとってはチャンスとなる。1年目の悔しさをぶつけ、大きく羽ばたいていけるか。2年目の選手たちの奮起が、チームの底上げを促していく。(Full-Count編集部)

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