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ヤ軍から“拒否された”元大谷ライバル 滲んだ悲しみ「含まれていなかった」

Full-Count / 2024年12月31日 7時45分

タイガース入団が決まったグレイバー・トーレス【写真:Getty Images】

■タイガースの入団会見に臨んだトーレス

 ヤンキースからFAとなっていたグレイバー・トーレス内野手が28日(日本時間29日)、タイガースの入団会見に臨んだ。“ジーターの後継者”としても期待され、毎シーズン安定した成績を残してきた28歳は、“古巣”との再契約交渉について「実りのある会話はなかったよ」と渋い表情だった。

 2018年には大谷翔平投手(現ドジャース)と新人王を争い、打率.271、24本塁打77打点、OPS.820で投票で3位に入った。翌2019年には38本塁打をマーク。2020年の短縮シーズンを除けば毎年120試合以上に出場。打率は.250を切ることなく名門の一員として活躍した。

 入団会見では、今オフの交渉でヤンキースは再契約にどれくらい積極的だったかを問われる場面があった。「うーん」と少し暗い表情を見せたトーレスは「実りのある会話はなかったよ。代理人と(ヤンキースが)何回か情報をやりとりをしただけだった。彼らからオファーが届くことはなかった。だから、ベスト(な条件)を提供してくれたチームでプレーしないといけないと感じたんだ」と明かした。

 タイガース入団が決まった際には「ありがとうヤンキース」とX(旧ツイッター)に綴っていた。会見では「7年間ヤンキースでプレーできたことは誇りに思うけど、タイガースがまた来年もプレーできる機会を与えてくれて嬉しいよ」と新天地での活躍を綴った。

 地元放送局「SNY」のフィリップ・マルティネス氏は、トーレスが「彼らは他に優先事項があったのだろう。私はリストに含まれていなかった。でも、気にしていないよ」と発言したとも伝えている。

 トーレスが去った二塁には、今季三塁を守ったジャズ・チズム内野手か、DJ・ルメイヒュー内野手のコンバート、ユーティリティのオズワルト・カブレラ内野手の起用が予想されている。(Full-Count編集部)

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