「3時間で5本」の衝撃…大谷翔平は“別の惑星出身” ルース、ボンズでも不可能だった偉業
Full-Count / 2024年12月30日 19時23分
■大谷は「オオタニ星から来た男」…「50-50」を達成した試合を振り返る
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者は、26日(日本時間27日)の記事で、1年の終わりに「2024年に奇妙だが本当に起こったこと」を特集。大谷翔平投手の活躍も取り上げられた。
記事では、「今年最も印象的だったチーム、試合、イニング、ホームラン」をピックアップ。史上初めて「同じ試合に両チームで出場した選手」となったダニー・ジャンセン捕手や、ヤンキースがワールドシリーズ第5戦の5回に自責点ゼロで5失点し、同点に追いつかれたイニングなどが挙げられた。
記事のトップ写真にも使用された大谷については、「50-50」を達成するなど6安打3本塁打の活躍を見せた9月19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦が挙げられた。
大谷の部分には「オオタニ星から来た男」と見出しが打たれ、「人生にも野球にも、私たちがいつも『不可能』と表現してきたことがたくさんあるがオオタニ星から来たこの男は、なぜ私たちがその言葉(不可能)を使うのかまったく理解できないだろう」と前人未踏の活躍を称えた。
「『私たちが不可能だと思うようなことを、彼は「明日、目を覚ましたら、それをやってみようかな」と思っているのだ。そして、それが、私たちに、『オオタニのあの試合』でのパフォーマンスをもたらした。これはおそらく、野球選手が記録した最も偉大な試合となるかもしれない。それはまた、人間が、人間の一員が9イニングで何ができるかという我々の想像を最も裏切った試合でもあった」
また、その試合では長打5本、2盗塁、10打点、そして「50-50」も達成したことに触れ、「理解不能なミッション(ノット)インポッシブルを達成した」と指摘。その後も「6安打はテッド・ウィリアムズや、ヒット王ピート・ローズも、4256安打への道のりで1度も達成してない」「ベーブ・ルースでも1試合で5本、長打を打ったことがないことを知っているか? アルバート・プホルスも、バリー・ボンズもだ。驚異的なショウヘイは3時間で長打を5本打った」と歴代レジェンドと比較し「オオタニのあの試合」の凄さを印象付けた。
来季は投手としてもプレーすることが予想され、二刀流が返ってくる。「ちなみに、彼はかつてオールスターゲームで先発投手を務め、ワールド・ベースボール・クラシックの決勝戦ではクローザーを務めたこともある。先ほど言った通り、オオタニ星では不可能なことなど存在しない」と最後まで称賛しきりだった。(Full-Count編集部)
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