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16年目の“プリンス”が背水の陣 ロマン砲も正念場…避けられぬ「.238&52」の現実

Full-Count / 2024年12月31日 14時57分

広島・堂林翔太(左)と末包昇大【写真:小林靖、小池義弘】

■2人の新助っ人にかかる“得点力不足”解消の期待

 リーグワーストの打率.238、12球団最少の52本塁打。攻撃力不足に泣き4位に終わった広島。2024年オフには、エレフリス・モンテロ内野手とサンドロ・ファビアン外野手、メジャー経験のある野手を獲得した。2人にはチームの課題解消のキーマンとして期待がかかる。

 モンテロはロッキーズなどでプレーし、メジャーでは3年間で205試合に出場。マイナーでは106本塁打、432打点の成績を残している。ファビアンは、今季レンジャーズでメジャーデビュー。2023年は3Aで自己最多の23本塁打を放つなど、マイナー通算104本塁打のパワーが魅力だ。

 チーム構成を考えるとモンテロは一塁、ファビアンは左翼を担う可能性が高い。そのため、2024年シーズンは一塁での出場が多かった堂林翔太内野手、主に左翼を守った末包昇大外野手は正念場となる。助っ人からポジションを奪うために、16年目を迎える堂林、2023年シーズンに11本塁打を放った末包は長打力の向上が求められそうだ。

 オリックスにFA移籍した九里亜蓮投手、現役ドラフトでヤクルトに移籍した矢崎拓也投手が抜けた投手陣では、ドミニカ共和国出身のジョハン・ドミンゲス投手、日本ハムの鈴木健矢投手を現役ドラフトで獲得。九里が抜けた先発ローテの穴を誰が埋めるか注目される。

 2024年シーズン、15試合に登板し4勝の玉村昇悟投手、5試合に登板し1勝の森翔平投手、2軍で21試合に登板し防御率1.74だった遠藤淳志投手など、20代中盤の選手は競争に負けないよう首脳陣へのさらなるアピールが必要になりそうだ。

 そのほかの補強では、現役ドラフトでオリックスの山足達也内野手を獲得。守備の名手として期待のかかる31歳が、成長著しい矢野雅哉内野手や小園海斗内野手に与える影響にも注目したい。(Full-Count編集部)

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