2025年のドラフト候補は逸材揃い…選抜制覇の158キロ右腕、神宮大会で打率.667の天才ら
Full-Count / 2025年1月1日 7時55分
■選抜制覇の健大高崎・石垣ら高校投手は逸材揃い
大谷翔平、山本由伸両投手の所属したドジャースの世界一、DeNAの下剋上日本一と盛り上がった2024年が幕を閉じた。アマチュア界では昨年、宗山塁内野手(楽天1位)、金丸夢斗投手(中日1位)の2人に合わせて9球団が集ったが、今年もすでに注目を受ける選手は多い。2025年のドラフト注目選手12人をリストアップした。
【高校生】
・石垣元気投手(健大高崎)
・佐藤龍月(りゅうが)投手(健大高崎)
・森陽樹投手(大阪桐蔭)
・西村一毅投手(京都国際)
・吉田大輝投手(金足農)
高校生投手では昨春の甲子園を制覇した2人に注目が集まる石垣は最速158キロを誇る右の剛腕。佐藤は昨年8月にトミージョン手術を受けているが、中学時代から140キロ近い直球をマークした本格派左腕だ。また、大阪桐蔭の森は1年秋からベンチ入りし151キロを計測するなど190センチの大型右腕。他にも夏の甲子園を制した京都国際の西村、オリックス吉田輝星投手の弟・一輝も注目が集まる。
■大学は最速157キロの変速右腕に全国大会打率.667の強打者も
【大学生】
・堀越啓太投手(東北福祉大)
・中西聖輝投手(青学大)
・伊藤樹投手(早大)
・立石正広内野手(創価大)
大学生も本格派投手が多い中、投手3人野手1人をピックアップ。東北福祉大の堀越はスリークオーターから最速157キロをマークする。仙台六大学では主に救援として通算28試合に出場し、 防御率1.01を記録した。また、伊藤は早大のエースとしてリーグ戦春秋連覇に貢献。中西は今年から先発にまわり、“大学4冠”に貢献。打者では立石が明治神宮大会で打率.667と打ちまくった。
【社会人】
・後藤凌寿投手(トヨタ自動車)
・田中多聞外野手(JFE西日本)
最速155キロを誇る後藤は野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてU-23W杯に出場。韓国相手に5回1失点の好投を披露した。田中は広島・呉港高で通算48本塁打を誇った強打の外野手。高卒で指名漏れし、JFE西日本に入社後は代打での起用がメインだったが、昨年の日本選手権では打率4割を超す活躍を披露した。(Full-Count編集部)
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