日本と韓国で躍動も…元助っ人がまたマイナー契約 “5億円拒否”後に待っていた苦難
Full-Count / 2025年1月1日 12時13分
■元燕助っ人右腕・ブキャナンはレンジャーズとマイナー契約
かつてヤクルトでプレーしたデビッド・ブキャナン投手が、レンジャーズとマイナー契約を結んだと米メディアが伝えた。今春のメジャーキャンプに招待選手として参加する。8年ぶりに米球界に復帰した2024年はメジャー1登板にとどまっていた。
ブキャナンは2017~2019年にヤクルトでプレー。71登板で20勝30敗、防御率4.07をマークした。2020年から2023年の4年間はKBO(韓国プロ野球)のサムスンに在籍。4年連続2桁勝利で計54勝を挙げる活躍だったが、再契約交渉は決裂した。韓国メディアによると、最低45億ウォン(約4億8000万円)のオファーがあったものの、拒否して2024年2月にフィリーズとマイナー契約を結んだ。
しかし、メジャー昇格はならず。8月27日(日本時間28日)にレッズへ金銭トレードされ、31日(同9月1日)にメジャー契約を結んだ。同日の本拠地・ブルワーズ戦で9年ぶりのメジャー登板を果たし、3回1/3を1失点だったが、登板はこの1試合のみだった。9月3日(同4日)に傘下3Aルイビルに所有権が移行。10月31日(同11月1日)にFAを選択し、レンジャーズとマイナー契約を結んだ。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のマーク・ポリシュク記者は日本と海外でのキャリアに言及。「日本では浮き沈みがあったものの、KBOではるかに安定感があった」と伝えた。KBOでは2022年と2023年に球宴に選出され、ゴロを打たせる投球スタイルで成功したことも解説している。
そして、2024年はマイナーで先発とロングリリーバーとしてプレーしたため「スプリングトレーニングに突入する際に、レンジャーズにスイングマン(先発も救援もこなす万能型の投手)としての興味深いオプションをもたらす」とも。35歳右腕はフィリーズで2014、2015年に通算8勝を挙げた。新天地で復活なるだろうか。(Full-Count編集部)
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