ド軍FA右腕が求める5年契約 “高評価”もまさかの越年…浮上した菅野との共闘、米報道

ドジャースからFAになっているジャック・フラハティ【写真：ロイター】

■オリオールズが興味と「ジ・アスレチック」が報じた

　2024年に世界一に輝いたドジャースのFA戦士の去就が続々と決まる中、シーズン途中に加入した右腕、ジャック・フラハティ投手の新天地が決まっていない。ロサンゼルス出身で本人はドジャース復帰を望んでいるというが……。退団の可能性が高いという声も出ている。

　米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は昨年12月30日（同31日）、オリオールズがフラハティに興味を持っているという記事を公開。エースのコービン・バーンズ投手がダイヤモンドバックスと契約。「関係者によると、オリオールズはジャック・フラハティを再びチームに加える可能性に関心を示している」と綴った。

　フラハティは2023年にオリオールズに在籍。9試合（7先発）で防御率6.75と結果を残せなかった。しかし、同メディアは「リーグ関係者たちの話によると、フラハティが復活したシーズン後、両サイドとも契約することにオープンな姿勢だろう」と綴った。

　ネックになるのはフラハティの求めている契約内容か。今季はドジャースとタイガースの2球団で13勝7敗、防御率3.17をマーク。同メディアのランキングでは「ロウキ・ササキを除けば、残された投手で最も優れた先発投手だ」としている。最低でも5年契約を望んでいるとみられる。

　さらに先発投手の補強を現在も目論んでいる可能性がある球団は他にも多数ある。古巣のタイガースやジャイアンツ、パドレスなど複数球団と争奪戦を演じる可能性も。「他球団との競争に直面する可能性は高い」と分析している。（Full-Count編集部）