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3年31億円オファーも…期限直前に帰国 “韓国逸材”の去就どうなる、母国で広がる不安

Full-Count / 2025年1月1日 18時27分

韓国代表のキム・ヘソン【写真:Getty Images】

■キム・ヘソンは今季KBOで打率.326、11HR…エンゼルスなどが興味

 ポスティング期限が1月4日に迫る金慧成(キム・ヘソン)内野手が、年末に米国から韓国へ帰国した。韓国メディア「OSEN」は「メジャーリーグの球団と契約のニュースがなかなか聞こえないと、米メディアが彼の帰国が持つ意味について推論を始めた」とし、去就に焦りを見せている。

 キム・ヘソンは今季KBO(韓国プロ野球)で打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁をマーク。昨オフにジャイアンツ入りした李政厚(イ・ジョンフ)外野手に続いてポスティングシステムを経てメジャー移籍を目指しているが、大物FA選手の新天地が決まる中で、“韓国の逸材”の報道はほとんどない。

「OSEN」など複数の韓国メディアによると、「23日に帰国して米国ではなく国内で契約のお知らせを待っている。一部で彼の帰国をめぐってメジャーリーグ挑戦を放棄したのではないかという疑問が提起された」と伝えた。一方でキウム関係者の情報として、兵役特例を受けているキム・ヘソンはまだ奉仕服務をできていないことで軍人の身分とされ、海外滞在に制約があることが理由だという。

 米大手メディア「スポーツ・イラストレイテッド(SI)」でも帰国の話が報じられた。同メディアでは「キム・ヘソンの帰国は、彼の兵役情報を考慮した時、驚くべきことではない。だが、メジャーリーグ球団と交渉がどのように進行されているのか、ニュースがほとんどないという点を考えると、帰国は好奇心を呼び起こすニュースになる」とした。

「SI」によると、キム・ヘソンを巡ってはマリナーズやエンゼルスなどが興味を持っているとされ、すでに3年2000万ドル(約31億4000万円)前後のオファーがあるという。果たして韓国の逸材はメジャー移籍を実現することはできるだろうか。(Full-Count編集部)

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