ポスト由伸に故障明け大砲候補も… 19歳ドラ1に才能開花の予感、オリの逸材たち
Full-Count / 2025年1月2日 14時43分
■オリックスのプロスペクトTOP5を独自に選出
2024年に5位に沈んだオリックスは、2021年から指揮を執った中嶋聡監督が電撃辞任し、新たに岸田護監督が就任した。再び“常勝軍団”を形成するには、若き力が不可欠。今回は独自に選出した「プロスペクト」5人を紹介する。
2023年育成ドラフト4位の芦田丈飛投手を5位に選んだ。プロ1年目の2024年は2軍で18試合に登板して1勝2敗、防御率3.66を記録。入団当初は救援にまわったが、シーズン途中から先発に挑戦。ゲームを作る能力が高く、首脳陣からの期待も高い。今オフには台湾で行われたウインターリーグにも参戦し、鍛錬を積んだ。
4位には堀柊那捕手を選出した。2023年ドラフト4位で入団し、ルーキーイヤーの2024年は72試合に出場。打率.254、20打点を記録し、攻守において存在感を示した。強肩に加えて、パンチ力のある打撃を磨き、まずは1軍初出場を目指す。
3位には大砲候補の内藤鵬内野手を挙げる。2022年ドラフト2位でオリックスに入団し、2023年は左膝の故障、2024年は宮崎春季キャンプにて左肩を脱臼してしまい離脱。2024年の9月13日に初めて1軍出場を果たすなど、リハビリ生活を乗り越えてきた苦労人。2024年は7試合の出場にとどまったが、持ち前の長打力も見せつけた。
2位には齋藤響介投手を選ぶ。2022年ドラフト3位で入団し、プロ1年目から1軍マウンドを経験。プロ2年目の2024年は8試合の登板でプロ初勝利を含む2勝3敗、防御率4.06の成績を残した。今オフにはオーストラリアで行われたウインターリーグにも参加し、武者修行を積んだ。“ポスト山本由伸”として期待が高まる。
“金の卵”に間違いない逸材、横山聖哉内野手を1位にピックアップした。2023年ドラフト1位で入団し、2024年は2軍で86試合に出場。打率.223、1本塁打、22打点、4盗塁を記録。1軍の舞台も経験し、12試合に出場して6本のヒットを放った。二遊間だけでなく三塁も守ることができ、太田椋内野手、紅林弘太郎内野手の“壁”に挑む。
2021年からリーグ3連覇を果たしたが、2024年は5位に低迷。再び頂点を目指すべく、若き力が白星を掴むためにしのぎを削る。(Full-Count編集部)
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