大砲不在も…カギは“つなぎの4番” 侍Jで飛躍の坂倉&小園が主軸、広島開幕スタメンを分析
Full-Count / 2025年1月3日 17時17分
■開幕投手は大瀬良、復活遂げた右腕が6度目の大役目指す
2024年の広島は夏場まで首位を快走するも、勝負の9・10月に7勝22敗と歴史的な失速。追い上げてきた巨人にリーグ優勝を奪われ4位に沈んだ。7年ぶり優勝を目指す、広島の開幕スタメンを最速で予想していく。
1番には野間峻祥を置く。11年目を迎える31歳に託した理由は、2024年に記録したチームトップの出塁率.350。106安打を放ち、43四球(チーム1位)を選ぶ“粘り強さ”は相手にとって厄介な存在といえる。安定した働きを継続できれば、シーズンを通してリードオフマンとして期待できる。
近年、重要視される2番は坂倉将吾。2024年、チームトップのOPS.740を残した打撃に着目し2番に据えた。シーズンオフには野球日本代表「侍ジャパン」に選出され、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」でも活躍した“打てる捕手”に、チャンスを拡大する役割を託したい。
同じく侍ジャパンで活躍した小園海斗を3番に起用。2024年の得点圏打率.341はチームトップ。野間と坂倉がつくったチャンスを小園が返す流れができれば試合の主導権を握ることができるはずだ。
秋山翔吾には“つなぎの4番”の役割を託した。2024年はリーグ3位の158安打、チーム2位の出塁率.328を残すなど、日米通算15年目を迎える好打者にかかる期待は大きい。5番の矢野雅哉は、昨季残した出塁率.322(チーム4位)、得点圏打率.305(同2位)、OPS.655(同4位)の数値に期待して主軸に据えた。
上位は昨季のデータを基に選んだが、6番と7番は“期待枠”。新助っ人のエレフリス・モンテロ、2023年に11本塁打を放った末包昇大を置いたが、16年目を迎える堂林翔太、マイナー通算104本塁打のサンドロ・ファビアンも候補だ。
8番には14年目を迎える菊池涼介。10年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞した名手はまだまだ広島に欠かせない存在だ。開幕投手は昨季、防御率1.86と安定した投球を披露した大瀬良大地とした。就任3年目を迎える新井貴浩監督がどのような采配でチームを上位に導くか注目したい。(Full-Count編集部)
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