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ド軍が積極補強の裏で…難敵パ軍は全く動かず “魔境”で危き立場「本当に何もしないの?」

Full-Count / 2025年1月2日 17時1分

未だ目立った補強はないパドレス【写真:Getty Images】

■ナ・リーグ西地区に大物続々も…パドレスに目立った動きなし

 ドジャース、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツが大型補強を続け、今年も激戦となりそうなナ・リーグ西地区。しかし、パドレスの動きが静かだ。米国も2025年を迎えたが、ここまで目立った補強はなし。SNSでは「補強の情報が出ないパドレスまじで大丈夫かよ」「パドレスは本当に何もしないの?」とファンに不安が立ち込めている。

 ナ・リーグ西地区がさらに魔境になりそうだ。ドジャースはテオスカー・ヘルナンデス外野手、ブレイク・トライネン投手と再契約を結び、ブレイク・スネル投手、マイケル・コンフォート外野手も新たに獲得した。さらに佐々木朗希投手についても、アンドリュー・フリードマン編成本部長が「優先事項」と話すように獲得最有力候補として挙がっている。

 また、ライバル球団でも古豪復活に燃えるジャイアンツがウィリー・アダメス内野手を7年1億8200万ドル(約285億5200万円)で獲得。さらにダイヤモンドバックスも、今オフのFAの目玉でもあったコービン・バーンズ投手と6年2億1000万ドル(約329億円)で契約を結んだ。各球団“Beat LA”に燃える中、大きな動きがないのがパドレスとロッキーズだ。

 ロッキーズは直近2シーズンで100敗以上を喫していて再建期と言えるが、2024年のパドレスはドジャースに8勝5敗と勝ち越し、93勝を挙げてプレーオフに進出するなど躍進した。にもかかわらず、オフには目立った補強がないどころか、ノーノー右腕のディラン・シーズ投手、3年連続首位打者のルイス・アラエス内野手らの放出を検討しているという。

 昨年12月のウインター・ミーティングでマイク・シルト監督は佐々木について「非常にいい位置にいる」と獲得に自信を覗かせていた。昨オフにはフアン・ソト外野手(現メッツ)をヤンキースに放出するなど、トレードを活用して戦力補強も。開幕まで残り3か月。新たな動きはあるのだろうか。(Full-Count編集部)

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