外野は“倍率激高”、内野はシャッフル状態 少ない聖域…低迷中日が欲する熾烈な争い
Full-Count / 2025年1月4日 7時25分
■3年連続からの巻き返しへ…中日の“激戦ポジション”は?
長いトンネルからの脱出を試みる中日は、井上一樹新監督をはじめ首脳陣を刷新して変化の一年に臨む。チームを見渡すと、突出した絶対的存在が少ないのが現状。複数のポジションで熾烈な競争が繰り広げられそうだ。
日替わり打線で、リーグ最下位の373得点と苦しんだ打撃陣。規定打席に到達したのは細川成也と岡林勇希だけで、2025年もひとまず2人は当確だろう。外野は残り1枠を奪い合う構図となる。2024年シーズンの外野手としての出場試合数をみると、オルランド・カリステが61試合、尾田剛樹が44試合、上林誠知が34試合。絶対的な存在がいない分、誰にでもチャンスはある。
期待したいのは、若手の台頭。ブライト健太も候補のひとりとして名前があがる。2021年ドラフト1位で入団も、はや大卒3年目が終了。背水の立場として、死に物狂いで掴みたいところ。40歳シーズンを迎えるベテランの大島洋平も再浮上を見据える。さらに新助っ人として加入したジェイソン・ボスラーは外野も守れるユーティリティさを兼ね備える。
内野も激戦必至となる。遊撃は村松開人の起用が最有力だが、他ポジションは流動的。二塁は田中幹也をはじめ、板山祐太郎や福永裕基ら混戦状態。三塁は未来の大砲候補の石川昂弥に加え、福永も候補。さらに、2025年から2年契約で再起を図る高橋周平の名前もある。
一塁は、石川や福永、ボスラーにとっては選択肢のひとつ。忘れてはならないのは、再起を期す中田翔の存在だ。移籍1年目の2024年は故障が響き62試合出場で打率.217、4本塁打、21打点に終わった。36歳シーズンで復活となれば、大きな戦力となる。
3年連続最下位のチームには、大きな変化が起きなければ浮上は難しい。各ポジションで質の高い争いが繰り広げられた分だけ、強い竜が戻ってくるに違いない。(Full-Count編集部)
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