2年連続タイトルも防御率7点台 背番号変更、正念場のドラ1…燕浮上へ欠かせぬ復活
Full-Count / 2025年1月4日 10時5分
■故障に泣かされている塩見、2024年は防御率7.27の清水
ヤクルトは2024年、62勝77敗4分けで5位に終わった。2021、2022年にリーグ連覇を達成したが直近2年は連続5位と、低空飛行が続いている。再び上昇するには、連覇に貢献した選手の復活が待たれる。
その1人が清水昇投手だ。2018年ドラフト1位で入団した右腕は2020、2021年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。2022年は50試合、2023年は56試合に登板した。しかし2024年は17登板にとどまり、0勝3敗2セーブ2ホールド、防御率7.27。7月以降は2軍調整に終始した。通算258試合登板の28歳右腕が輝きを取り戻せるか、浮沈の鍵を握りそうだ。
2015年ドラフト1位の原樹理投手は、2022年に自己最多の8勝を挙げ、2023年は故障もあって初の1軍登板なし。2024年は8月に1軍復帰し、7登板で防御率1.80と復活の兆しを見せた。背番号は16から52に変更。31歳右腕は復活できるか。
野手では塩見泰隆外野手の戦列復帰が待たれる。主に「1番・中堅」で2021年にベストナイン、2022年にはゴールデングラブ賞に輝くなど攻守の軸として活躍したが、2023年は51試合出場。2024年は左膝前十字靱帯損傷、半月板損傷などで31試合出場と、2年連続で怪我に泣かされてきた。俊足を生かした守備はもちろん、スタメンに戻ることで得点力が増すのは間違いない。
入団2年目だった2022年の日本シリーズで初打席代打3ランを放った内山壮真捕手は、2023年に自己最多94試合に出場。しかし2024年は腰の不安の影響もあって24試合出場で打率.192、0本塁打、3打点に終わった。10月に腰の手術を受けており、5年目の2025年、正捕手争いに加わればチーム力は確実にアップするだろう。(Full-Count編集部)
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