“光り輝いた”日本人への巨額投資 244億円でも「うまくいった」…色褪せない功績
Full-Count / 2025年1月3日 21時20分
■メジャー通算174登板で78勝46敗、防御率3.74
このオフは佐々木朗希投手をはじめ、日本球界から新たに海を渡る選手が多い。米メディアでは過去の日本人選出の活躍を紹介し、巨額契約でメジャーへ移籍した田中将大投手を「MLBにやってきた最も重要な日本人選手」の1人としてMLB公式サイトが特集している。
田中は楽天で活躍し、2013年には24勝無敗1セーブ、防御率1.27と歴史に残るシーズンを送り、同年オフにポスティングシステムでメジャーへ移籍した。ヤンキースと7年1億5500万ドル(現在のレートで約243億8300万円)プラス修正版ポスティング制度の下で2000万ドル(現在のレートで約31億4600万円)と巨額マネーが動いたものの、同メディアは「ヤンキースにとってうまくいった」と評価した。
右肘を痛めたこともあったが、1年目の2014年から6年連続で2桁勝利をマーク。同メディアは「2020シーズンいっぱいで切れたその契約の大部分は、ヤンキースにとってうまくいった。タナカはその7年間にわたって173先発しながら78勝64敗、防御率は3.74だった。彼は防御率2.77を残したルーキー年を含め2度オールスターに選出された」と功績を振り返った。
中でも「タナカはポストシーズンでも成功を収めた」と大舞台での活躍を評価。「2015年から2019年にわたってのMLBプレーオフでの最初の7先発で彼は5勝2敗で防御率は1.32、この間1試合2失点が最多だった」と圧倒的な投球を見せたことに言及した。
メジャーでの最後の登板は2020年ア・リーグ地区シリーズ第3戦だったが、負け投手で終わった。そのオフに楽天へ凱旋。最初の3年間で20勝を積み上げたが、今季は1軍1登板で未勝利となって楽天を退団。巨人へ電撃移籍した。果たして再び輝きを見せられるだろうか。(Full-Count編集部)
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