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FA残留も正念場の契約最終年、まさかの0勝11敗エースら…西武の復活期待の注目選手

Full-Count / 2025年1月4日 15時45分

西武・高橋光成(左)と平井克典【写真:荒川祐史、小林靖】

■エースの高橋光成は2024年はまさかの0勝11敗に終わった

 エース復活はチーム再建への大きな鍵となる。2023年まで3年連続2桁勝利&開幕投手と、西武・先発陣の軸だった高橋光成投手は2024年シーズンは15試合に先発し、まさかの0勝11敗という結果で終えた。

 春季キャンプ中に右肩の張りを訴えて出遅れた。初登板は4月14日のソフトバンク戦で6回9安打4失点。その後も調子は上がらず、リーグワーストタイの“開幕11連敗”でシーズンを終え、防御率は3.87だった。今季最終登板となった9月10日の日本ハム戦では5回3安打無失点と好投しながらも左脇腹を痛めて降板していた。「苦しい1年でした。こんなことがあるのかと思いました。これから絶対プラスになる。悪い時にこそ、いろいろなものが見えてきますから」。

 2023年に54試合に登板し、オフにFA権を行使して残留した平井克典投手は、2年契約の1年目となった13試合の登板にとどまり、防御率4.66。6月15日に出場選手登録から抹消となり、その後は1軍に呼ばれなかった。33歳にとって正念場の2025年シーズンとなる。

 32歳の森脇亮介投手にも復活を期待したい。2023年8月に「右上腕動脈閉鎖症」の手術を受け、2024年シーズンは育成選手としてリハビリに励み、7月に実戦復帰。2軍での成績は2試合の登板で1回1安打、2四球の無失点だった。2025年シーズンでの本格復帰を目指す。

「来季ダメならもう、一区切りという感じになってしまうと思う。最後のシーズンにならないように頑張りたい」。入団2年目の2020年からは3年連続40試合以上に登板するなど実績のある救援右腕。“背水”の2025年。まずは支配下を掴み取り、再びベルーナドームのマウンドに立って欲しい。(Full-Count編集部)

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