「豪快さが凄い」名球会打者が覚醒期待 鷹の逸材22歳は「振れるのが強み」

ソフトバンク・笹川吉康【写真：竹村岳】

■小笠原道大氏が「名球会チャンネル」に出演して鷹・笹川を指名

　日本ハム、巨人などで通算2120安打を誇る小笠原道大氏が、パ・リーグの覚醒候補にソフトバンクの笹川吉康外野手を指名した。日本プロ野球名球会が運営する公式チャンネル「名球会チャンネル」に出演し、昨季1軍デビューを果たした22歳の打撃を「豪快さが凄い」と絶賛した。

　小笠原氏は「注目しているしブレークしてほしい選手は笹川。左打者の。思い切りの良いスイングをする」と印象を口にする。「ただ、まだ振っているだけなので、体の細かいところが大人の体というかしっかりプロ野球選手の体になってきて、そこに1軍の投手とのいろいろな経験を積んでくると凄く面白い打者になる。やはり振れるのが強みなので、先が楽しみです」と太鼓判を押した。

　2020年ドラフト2位で横浜商からソフトバンク入りした笹川。昨季はウエスタン・リーグで54打点をマークして打点王となり、1軍デビューを果たして初安打＆初本塁打も記録。194センチ、92キロの体格を誇る期待の星だ。

　首位打者と最多安打2回、本塁打王や打点王にも輝いたことのあるレジェンドも注目する逸材。笹川の打棒に注目だ。（Full-Count編集部）