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17年目ベテランvs怪我から復帰の若手 浮沈の鍵を握る…熾烈極める燕の正捕手争い

Full-Count / 2025年1月5日 13時31分

ヤクルト・中村悠平(左)と内山壮真【写真:小池義弘】

■燕の正捕手争い…中村悠平に松本直樹、内山壮真、古賀優大らが挑む構図

 2年連続5位からの巻き返しへ、ヤクルトは着々と戦力を整えている。チーム防御率がリーグワーストだった投手陣では新外国人のピーター・ランバート、守護神候補のマイク・バウマンを獲得。現役ドラフトで広島から実績ある矢崎拓也も加入した。ドラフト1位で愛知工大から入団した160キロ右腕・中村優斗への期待も大会。その投手陣を引っ張る捕手のレギュラー争いは熾烈だ。

 長年チームを支え、2023年WBC制覇にも貢献した34歳の中村悠平は17年目を迎える。2024年はチーム最多の96試合に出場したが、コンディション不良などで何度も離脱。オフに3年契約を結び直し、不可欠な存在であることは変わりはないものの、激務のポジションで年間通してフル出場は厳しい状況で、若手にはチャンスだ。

 チーム2位で自己最多の60試合に出場した31歳の松本直樹が、虎視眈々と正捕手の座をうかがう。2024年はチームの捕手で唯一本塁打を放ち、36安打で打率.269はキャリアハイ。盗塁阻止率も.483と高く、攻守に成長をアピールした。

 入団2年目だった2022年の日本シリーズで初打席代打3ランを放った22歳の内山壮真は、2023年に自己最多94試合に出場。しかし2024年は腰の不安の影響もあって24試合出場で打率.192、0本塁打、3打点と不本意な内容に終わった。10月に腰の手術を受けて不安を払拭しており、5年目の2025年は正捕手争いに加わってきそうだ。

 古賀優大も怪我からの復活を期す。2024年は開幕前に半月板を損傷。手術を受けた影響で、1年目の2017年以来7年ぶりに1軍出場がなかった。ただ、2023年にはプロ1号を放つなど打撃も向上。リハビリは順調で、背番号も57から“出世番号”の2に。心機一転、レギュラーをつかみにいく。

 リーグ屈指の攻撃陣は楽天から国内FA権を行使した茂木栄五郎を獲得するなど、さらにスケールアップした。激しい正捕手争いが、3年ぶりの覇権奪回を左右しそうだ。(Full-Count編集部)

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