打って走れる24歳に現ドラで新戦力 結婚で心機一転、健在示す34歳…ハムの激戦ポジション
Full-Count / 2025年1月6日 15時48分
■田宮が109試合で打率.277、10盗塁とブレークを果たした
2年連続最下位から2位へと躍進した2024年の日本ハムでブレークを遂げた1人が、田宮裕涼捕手だろう。2023年までの5年間で31試合の出場にとどまっていた24歳が、2024年は109試合で打率.277、10盗塁。“打って走れる正捕手”となったが、打倒・田宮を掲げる捕手のポジションは激戦の模様を呈している。
2024年のスタメンマスクを見てみると、田宮の81試合に次ぐのが52試合の伏見だ。2022年オフにオリックスからFAで加入。34歳とベテランの域に達しつつあるが、まだまだ健在ぶりを示したい。
ほかは郡司が5試合、清水が3試合、進藤と梅林が1試合ずつだった。郡司は打力を活かして三塁や左翼での出場が増えた。28歳の清水は2021年は100試合と主戦だったが、2024年はわずか12試合の出場にとどまり期するものもあるだろう。オフには女子ゴルフ吉本ひかるの姉・百花さんとの結婚を発表。新妻のためにも厳しい戦いに立ち向かう。
ルーキーイヤーの進藤は、同期でドラフト1位の細野とのバッテリーで6月18日に1軍デビューも勝利に導けず、2試合3打数無安打で同27日に抹消となった。イースタン・リーグでは60試合と経験を積んでおり、2年目の飛躍を誓う。梅林は2023年オフに戦力外となり育成で再契約。2024年7月に支配下復帰した。1試合の出場に終わった古川も正念場だ。
ここに現役ドラフトでソフトバンクから吉田が加入した。2024年の1軍出場は10試合ながら、2軍では79試合に出場して打率.303を残すなど大器の片鱗をのぞかせている。なによりもソフトバンクからの加入といえば、昨オフの現役ドラフトで移籍した水谷瞬外野手が大ブレークを果たしているだけに“再現”への期待も高まる。
“扇の要”と呼ばれ、1つしかない捕手というポジションにはチームの命運が懸かっている。(Full-Count編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
17年目ベテランvs怪我から復帰の若手 浮沈の鍵を握る…熾烈極める燕の正捕手争い
Full-Count / 2025年1月5日 13時31分
-
19歳捕手が2位の高打率…2軍で19発“2冠王男”も 覚醒期待のプロスペクト
Full-Count / 2025年1月1日 21時0分
-
現役ドラフトで獲得した“お宝” 大ブレークの24歳捕手も…躍動の24年ハム野手陣
Full-Count / 2024年12月27日 20時46分
-
ドラ1は移籍で覚醒も…電撃トレードでついに「0/10」 いなくなった16年鷹ドラフト
Full-Count / 2024年12月25日 10時59分
-
4度戦力外のドラ1が引退 急成長の28歳、侍で世界一の捕手も…巨人2017年組の明暗
Full-Count / 2024年12月9日 8時10分
ランキング
-
1史上3人目ハワイ連勝目指す松山英樹がソニーOP優勝候補筆頭 米ツアー公式サイトのパワーランク1位に
スポニチアネックス / 2025年1月7日 15時49分
-
2国内無双のダート王者は部門賞“無冠” 特別賞受賞にネット賛否「納得感がある」「心底ガッカリ」「3歳ダートにも部門賞を」
スポーツ報知 / 2025年1月7日 16時36分
-
3【JRA賞】競走馬11部門の受賞馬決定 満票は最優秀4歳以上牡馬の1部門のみ 年度代表馬はドウデュース
スポーツ報知 / 2025年1月7日 15時10分
-
4不倫報道の西武・源田壮亮、キャンプで〝みそぎ会見〟へ 文春の直撃取材に〝完落ち〟夫婦円満、山川穂高より大きいダメージ
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月7日 11時34分
-
5照ノ富士「体の張りが少しずつ戻ってきた。体重も…」3場所ぶり復帰へ前向き 明治神宮奉納土俵入り
スポニチアネックス / 2025年1月7日 17時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください