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HR王から3年で“戦力外” 移籍繰り返し去ったMLB…メキシコで奮闘した1年

Full-Count / 2025年1月5日 20時20分

メッツ時代のルーク・ボイト【写真:Getty Images】

■メキシカンリーグでプレーしたボイト

 わずか4年で、立場が激変した。2020年にア・リーグ本塁打王となったルーク・ボイト内野手は、昨季は3月にメッツからリリースされ、メキシカンリーグでプレー。81試合で打率.270、23本塁打57打点、OPS.945だった。

 ボイトはヤンキース時代の2020年、短縮シーズンだったため22本塁打という数字でタイトルを獲得。しかし、翌2021年は故障などもあり68試合出場にとどまり、2022年にはトレードでパドレスに移籍。さらにシーズン中にナショナルズに移籍した。

 2023年にはブルワーズでプレーも、22試合で0本塁打、21打点、打率.221に終わりDFA(事実上の戦力外)に。メッツとマイナー契約を結んだが昇格することはできず、昨年3月にリリースされるとメキシカンリーグのタバスコと契約した。

 昨季はメキシカンリーグのオールスターにも選出され、メキシコシティの安樂智大投手やトレバー・バウアー投手らと共闘した。23本塁打はリーグ5位だった。まだ33歳とくすぶる年齢ではないが、打高のリーグで弾みを付け、大舞台でまた姿を見ることはできるだろうか。(Full-Count編集部)

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