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準V4人がプロ入りも…エースは3年で戦力外、ドラ1がついに移籍 2015年夏の甲子園組

Full-Count / 2025年1月5日 19時24分

佐藤世那、平沢大河、郡司裕也(左から)【写真:荒川祐史、宮脇広久、矢口亨】

■前ロッテ・吉田凌がプロ野球に終止符…2015年夏には甲子園で優勝

 2024年限りでロッテを戦力外となった吉田凌投手は4日、インスタグラムで「プロ野球生活を終了しました。9年間たくさんのご声援本当にありがとうございました」などと報告。今後については「違った形にはなりますが、野球は続けていきます」と宣言した。吉田は高校3年時に夏の甲子園で優勝。同大会では、のちにNPB入りする逸材たちが多く出場していた。

 吉田は東海大相模3年時の2015年夏の甲子園で、同学年の小笠原慎之介投手(中日)とともに日本一を達成し、同年ドラフト5位でオリックスに入団。2023年オフに戦力外通告を受け、昨季ロッテと育成契約を結んだ。昨年5月31日に支配下登録されたがオフに戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトに参加していた。

 2015年夏の甲子園を沸かせた選手では、小笠原がポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している。4番として全国制覇に貢献した豊田寛外野手は国際武道大、日立製作所を経て阪神に入団した。

 準優勝した仙台育英では、平沢大河内野手が同年ドラフト1位でロッテ入り。昨オフの現役ドラフトで西武に移籍した。エースとしてフル回転した佐藤世那投手はドラフト6位でオリックス入り。しかし3年間1軍登板がないまま2018年オフに戦力外通告を受けた。同じくチームメートだった郡司裕也捕手は慶大に進学し、2019年ドラフト4位で中日入り。2023年途中に日本ハムに移籍した。なお、当時1年生だった西巻賢二内野手は2年後にプロ入り。楽天、ロッテ、DeNAと3球団でプレーを続けている。

 現在もプロ野球で現役を続けている主な選手には、関東第一のベスト4入りをけん引したオコエ瑠偉外野手(巨人)がいる。同じくベスト4の早実には1年生の清宮幸太郎内野手(日本ハム)、ベスト8には花咲徳栄の4番だった愛斗外野手(ロッテ)、ベスト16には東海大甲府・高部瑛斗外野手(ロッテ)がいた。同じベスト16の作新学院・入江大生投手(DeNA)は2年生でベンチ入り、チームメートで同期の今井達也投手(西武)はベンチ外。ちなみに2人は翌年の夏に全国制覇している。また2回戦で敗れた敦賀気比のエース兼4番は平沼翔太内野手(西武)、初戦で敗れた白樺学園のエースは河村説人投手(ロッテ)だった。

 一方、ベスト8入りした秋田商のエース・成田翔投手はロッテ、ヤクルトと渡り歩き2023年に戦力外に。同じくベスト8の九州国際大付の4番だった山本武白志内野手はDeNA入りも2018年に、花巻東のエースだった高橋樹也投手は2022年に広島から戦力外通告を受けた。

 ベスト16入りした中京大中京の上野翔太郎投手はU-18にも選出されて注目されたがプロ入りせず、社会人まで進み2021年に勇退した。同年夏の甲子園出場組以外では県岐阜商・高橋純平投手がソフトバンクにドラフト1位で入団も2023年限りで引退している。(Full-Count編集部)

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