韓国での人気物語る大谷翔平…挨拶だけで注目「有名だ」 続くメディアの視線

ドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

■大谷翔平の“歓迎メッセージ”に韓国メディアが続々と反応

　ドジャースは3日（日本時間4日）、KBO（韓国プロ野球）キウムからポスティングシステムを利用した金慧成（キム・ヘソン）内野手を3年1250万ドル（約19億6600万円）で獲得したと発表した。大谷翔平投手はインスタグラムで韓国語を添えて歓迎。珍しい対応に、韓国紙「中央日報」英語版では「（大谷は）韓国で人気者だ」と表現している。

　韓国語での歓迎メッセージに、韓国メディアも続々と反応している。同紙では「両国の間でスポーツのライバル関係が長く続いているにもかかわらず、おそらく世界で最も有名な野球選手であるオオタニは、韓国で人気者だ」と言及している。

　さらに昨季にソウルで行われた開幕戦を前に大谷が送った「指ハート」についても反応しており「そして今、オオタニは、今年ドジャースに加わるキムを（大谷が韓国で歓迎されているのと）同様に迎えているようだ」と表現している。

　25歳のキム・ヘソンは“韓国の逸材”と称され、昨季KBOで打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁をマークしたユーティリティプレーヤー。大谷と同じ代理人事務所「CAA」と契約しており、米メディアによると、2人は去就決定前にロサンゼルスで会い、大谷がアドバイスを送ったという。

　獲得が発表されると、大谷は自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新。MLB公式が投稿したキム・ヘソンの投稿を引用する形で、韓国語で「ようこそ、友よ」のメッセージを添えていた。（Full-Count編集部）