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松井秀喜氏、驚きの事実告白 現役最終打席に隠された“秘話”…イチロー氏も仰天「知らなかった」

Full-Count / 2025年1月5日 21時0分

BS-TBS特別番組で共演したイチロー氏(左)と松井秀喜氏【写真提供:BS-TBS】

■BS-TBS特別番組「イチローvs松井秀喜」の対談で“告白”

 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏と、ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏によるスペシャル対談が実現。この模様を収めたBS-TBS特別番組「イチローvs松井秀喜~今だから話せる本音対談」が5日に放送された。2012年シーズンで引退した松井氏は、知られざる現役最後の打席を告白。まさかの縁にイチロー氏も驚きを隠せなかった。

 それぞれがお互いの引退について言及。松井氏は2011年オフにアスレチックスからFAとなり、翌年開幕後の4月末にレイズとマイナー契約を結ぶまで、所属球団が決まらぬ時期を過ごした。オファーを待ち続けた日々を「1番辛いのは野球ができないこと」と回顧。「そのあとレイズで2、3か月やりましたけど、どこかメジャーではもう厳しいかなと」と当時の胸中を明かした。

 そして「僕の現役最後の打席って誰も知らないでしょ?」と話題を振ると、イチロー氏も「確かにイメージないね」。松井氏は「そうでしょ。イチローさんは東京ドームで素晴らしい形で、誰の記憶にも残っている。自分はこれが引退です、という感じで引退していない。最後(2012年7月下旬に)戦力外になって終わったので」と語り出した。

「実はタンパでのマリナーズ戦の3戦目、9回2死から代打で。それがイチローさんのトレード前の最後の試合なんです。だから僕の最後の試合はイチローさんのマリナーズの最後の試合なんです」

■松井氏、イチロー氏と「遠いようでチラチラとかすっているんですよ」

 2012年7月22日(日本時間23日)、レイズの本拠地で行われたマリナーズ戦での代打が結果として松井氏の現役最後の打席となった。初球を打っての遊飛だった。その翌日の23日(同24日)にイチローのヤンキースへのトレードが発表されたのだった。

 衝撃の告白にイチロー氏も「えー! ホント!?」「それ、まったく知らなかったね」と驚きを隠せなかった。松井氏は「自分の現役最後の場にイチローさんがいた」と伝えると、イチロー氏は「縁があるんだね、実はね」としみじみと語った。「遠いようでチラチラとかすっているんですよ」。松井氏は笑みを浮かべると、イチロー氏も「あの試合が最後だったんだ……」と噛み締めた。

 50歳の松井氏、51歳のイチロー氏。時代を開拓した両者の奇妙な“縁”だった。(Full-Count編集部)

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