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日本シリーズMVPでも“確約なし” 2冠王や2年目ドラ1も狙う…DeNAの激戦ポジション

Full-Count / 2025年1月6日 11時33分

DeNA・佐野恵太(左)と桑原将志【写真:小林靖】

■2024年は梶原が91試合で打率.292、4本塁打、30打点、16盗塁とブレーク

 1998年以来となるリーグ優勝を目指すDeNAは2025年、特に外野が熾烈なスタメン争いとなりそうだ。元2冠王や2024年に大ブレークした25歳、2023年ドラフト1位などタレントがひしめく。

 2024年の起用を見てみると、左翼は佐野の103試合、中堅は桑原の66試合、右翼は度会の58試合が最多先発だった。とはいえ佐野は不振で日本シリーズではスタメンを外れ、度会はポストシーズンの出場なしなど3人のレギュラーが確約されているとは全く言えない状況だ。

 4月には、2020年から米国に渡っていた筒香が5年ぶりに復帰。日本シリーズ第6戦では左翼でスタメン出場して本塁打を放つなど日本一に貢献し、2016年の本塁打&打点王が絶対的な存在感を示した。

 プロ3年目だった梶原は7月からスタメンに定着。7月は月間打率.361、8月は同.360と飛躍し、3ポジション計85試合にスタメン出場した。91試合で打率.292、4本塁打、30打点、16盗塁をマークしている。

 ほかにも成長著しい蝦名、2024年は25試合で打率.130に終わり雪辱を期す神里、2023年に140試合に出場した関根らが虎視眈々とその座を狙う。日本シリーズMVPの桑原や、2020年の首位打者で2022年には最多安打に輝いた佐野ですら、うかうかしていられない。(Full-Count編集部)

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