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ド軍加入も…“韓国逸材”を待つ高い壁 母国メディアも懸念「居場所を模索」

Full-Count / 2025年1月6日 19時41分

ドジャース入団が決まったキム・ヘソン【写真:Getty Images】

■「過去MVPに選出されているベッツやエドマンがいる」

 ドジャースはKBO(韓国プロ野球)キウムからポスティングシステムを利用した金慧成(キム・ヘソン)内野手を3年1250万ドル(約19億6600万円)で獲得した。“韓国の逸材”と称されているが、世界一チームへの加入に地元メディアからは連日、厳しい声が上がり、高い壁が立ちはだかっていることが強調されている。

 韓国紙「中央日報」英語版は、キム・ヘソンがKBOで唯一となる二塁と遊撃でのゴールドグラブ賞を獲得したことに言及。その上で「ムーキー・ベッツは遊撃のポジションをこなせる一方で、トミー・エドマンは二塁と遊撃両方を守ることができる」と強力なライバルの存在を指摘した。

 同紙は「複数のポジションで成功を収めている」と二塁、遊撃、三塁の経験に加えて2020年は左翼でも44試合出場したことに触れつつ「過去MVPに選出されているベッツやエドマンがいるチームで居場所を確保する道を模索することになる」と高い壁の存在を繰り返し示した。

 チームの内野手には2018年MVPのベッツ、昨年のポストシーズンで大活躍したエドマン以外にもギャビン・ラックス、クリス・テイラー、ミゲル・ロハスらビッグネームが並ぶ。昨季KBOで打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁をマークしたユーティリティプレーヤーに、熾烈なチーム内競争が待っている。(Full-Count編集部)

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