高校・大学で差をつける「正しい捕球姿勢」 大阪桐蔭OBが推奨する守備力向上の“形”
Full-Count / 2025年1月8日 8時10分
■野球初心者や小学生は必ず取り入れたい「捕球姿勢」の作り方
内野守備で確実に打球をさばけるようになるには、捕球姿勢の基礎を身に付けることが大前提だ。実戦が少なくなるオフシーズンは、基本の大切さを見直すいい機会。ここでは、フィジカルやスキルを上げ、レギュラー獲りを目指す球児たちに、一流の指導者、トレーナーが勧める技術向上のための練習法を紹介していく。大阪、名古屋、三重・四日市を拠点に「BT野球スクール」を運営する生島峰至さんが推奨するのは、「正しい捕球姿勢」習得への“形と順番”だ。
内野手がアウトを奪うためには捕球から送球まで、スムーズな動きが求められる。堅実かつ華麗なプレーを実現させるために、まずは正しい捕球姿勢が必要になる。大阪桐蔭時代には2度甲子園に出場するなど、アマ野球界のトップを歩んできた生島さんは、子どもたちへの指導において“形と順番”を大切にしている。
捕球姿勢を実演する生島氏【写真:編集部】
内野守備の捕球動作でも、まずは打球を捕る“形”を重視。1回のステップで強く正確なスローイングをするためには、正しい捕球姿勢の“形”が大切だという。特に低学年の選手には形を優先して教え、そこからスローイングまでの“順番”を習得させていく。具体的な形は次の通りだ。
1、軸足となる右足のつま先は、打球方向に対してやや外(三塁側)に開く。
2、一塁方向に開いた左足は、右足よりも靴一足分、前の位置に出す。
3、左足のつま先は上に向ける。
4、捕球時はお尻を下げ過ぎず、後ろに引いてやや上に向ける意識をもつ。
野球初心者や小学校低学年は前から来る打球を手だけで捕りにいく傾向があり、スローイング動作へ連動しにくい。初めは捕れなくてもいいので、とにかく打球に対して良い形の捕球姿勢を作っていくことが大切だと生島さん。高いレベルにも対応できる基礎作りを、この時期に時間をかけて見直していきたい。(First-Pitch編集部)
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