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薬物違反で日本を去り6年…元助っ人が母国で猛打 メジャー再昇格へ特大アーチ

Full-Count / 2025年1月8日 9時33分

元オリックスのジョーイ・メネセス(写真はナショナルズ時代)【写真:Getty Images】

■昨季ナショナルズで打率.231、3本塁打42打点…7月にマイナー降格

 2019年にオリックスでプレーしたジョーイ・メネセス内野手が母国で奮闘中だ。メッツ傘下3Aシラキュースに所属する32歳は、メキシカンリーグのウインターリーグに参戦中。クリアカンの「4番・一塁」で出場した6日(日本時間7日)のマサトラン戦の4回、プレーオフ2本目の420フィート(約128メートル)の特大アーチを放った。

 メネセスは2018年オフにオリックスに加入。しかし2019年6月にドーピング検査で陽性反応が出て1年間の出場停止に。そのまま自由契約となり、NPBでは29試合出場で打率.206、4本塁打14打点と寂しい成績しか残せなかった。

 その後はマイナーを転々としたが、2022年のナショナルズとの契約が転機となる。8月にメジャー昇格を果たすと、同年は56試合に出場し打率.324、15本塁打をマーク。2023年は154試合に出場してレギュラーを勝ち取った。

 しかし、昨季は打率.231、3本塁打42打点、出塁率.291、OPS.593と振るわず、7月にマイナーへ降格。3Aでも51試合で打率.254、9本塁打、30打点と不本意な成績に終わった。

 ただメキシカンリーグでは62試合で打率.320、10本塁打58打点でOPS.896と復調気配を示している。プレーオフに限ると打率.350、OPS1.109と絶好調で、再びメジャー昇格の足がかりをつかめるか注目だ。(Full-Count編集部)

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