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178億円“韓国のイチロー”に米不安「良い結果を生まず」 驚異の「9.6」も…散々な結果に

Full-Count / 2025年1月13日 7時55分

ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:Getty Images】

■イ・ジョンフは「実力を証明しなければならない10人のFA選手」に選ばれる

 2年目で真価の証明ができるのか。“韓国の至宝”をMLB公式が特集している。ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手はメジャー1年目の2024年、左肩の故障もあり37試合出場で打率.262。同メディアでは「実力を証明しなければならない10人のFA選手」として、26歳の韓国人スターを取り上げた。

 MLB公式サイトのトーマス・ハリガン記者は10日(日本時間11日)、「実力を証明しなければならない10人のFA選手」と題した記事を寄稿。「昨年のフリーエージェント選手の中には、2025年に何かを証明しなければならない選手もたくさんいる。その中には、フリーエージェントで大型契約を結んだものの、2024年のシーズンで期待外れの成績となった以下の10人の選手も含まれる」とし、ドジャース・山本由伸投手、タイガース・前田健太投手とともにイ・ジョンフをピックした。

 2024年に西地区4位に終わったジャイアンツはこのオフ、大型遊撃手のウィリー・アダメスを獲得。それでも「猛者揃いのナ・リーグ西地区で注目を集めるにはイの成長も必要だ」とMLB公式。左肩を負傷する前、イ・ジョンフは空振り率9.6%、三振率8.2%と「優れたコンタクトスキルを見せていた」とした。

 それでも「これらの数字は良い結果を生まなかった。158打席で打率.262、長打はたった6本(本塁打2本)、OPSは.641だった」と、バットコントロールの良さが数字にはつならがないとも指摘している。韓国プロ野球では19歳の2018年に打率.355、2021年には.360を記録した天才打者。米データサイトの成績予測では今季リーグ2位の打率.294とも算出されており、“逆襲”に期待がかかる。(Full-Count編集部)

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