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吉田正尚、トレード放出されずも危うい居場所 米危惧…チーム残留の“弊害”

Full-Count / 2025年1月13日 13時6分

レッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

■吉田は昨オフに左肩手術…2025年は外野手での起用が明言されている

 勝負の3年目になりそうだ。レッドソックスの吉田正尚外野手は今季から再び外野手としてもプレーすると、アレックス・コーラ監督が明言した。しかし、米メディアは外野起用の“弊害”に危惧を示している。

 吉田は昨季、指名打者として101試合出場し、左翼では1試合のみだった。地元メディア「マスライブ.com」のレッドソックス番クリス・コティーロ記者によると、吉田が肩を負傷したことでスローイングに支障をきたしたことが、DHメインの起用になったと伝えている。シーズン終了後に右肩関節唇の修復手術を受けたことで、万全なら守備は問題ないとした。

 一方で吉田は昨年末にマリナーズとのトレードに名前が挙がるなど、放出の噂も絶えない。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のニック・ディーズ記者によると、「比較的に契約規模が大きい3年5580万ドル(約88億円)の契約を結んだので、現時点ではライバル球団の関心はあまりないようだ。DHでの併用が最適の選手にしては高すぎる金額」と指摘する。

 同氏は、オフにレンジャーズと2年3700万ドル(約58億3700万円)の契約を結んだジョック・ピーダーソン外野手は吉田と似たタイプと指摘。それでも「(契約の安いピーダーソンのほうが実力は)一枚上だ。なので、レッドソックスはヨシダの契約を負担してピーダーソンよりも安くするか、誰かの契約を代わりに負担をしない限り買い手は見つからないだろう」と、吉田を簡単にはトレードできないと分析した。

 放出できない場合は吉田がチームに残ることになるが、レッドソックスにはジャレン・デュラン外野手、ラファエル・デバース内野手、トリストン・カサス内野手ら左打者が充実しているとも。ディーズ記者は「ウィルヤー・アブレイユ外野手と併用される可能性があり、(有望株の)ロマン・アンソニー外野手もMLBに昇格すれば定期的に打席を与えられるだろう」とし、吉田の出場機会が減少する可能性も示唆した。(Full-Count編集部)

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