巨人の人的補償、過去14人はどうだった? 高卒1年目で“流出”…新天地で覚醒した右腕も
Full-Count / 2025年1月16日 13時7分
■伊藤優輔投手が人的補償で移籍…巨人からは15人目となる
ソフトバンクは16日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手の人的補償として、伊藤優輔投手を獲得したと発表した。巨人から人的補償で移籍するのは今回が15人目。過去の主な選手を紹介する。
新天地で才能を開花させた1人が、一岡竜司投手だろう。大竹寛投手の人的補償で2013年オフに広島へ。巨人では在籍2年で13登板だったが、移籍1年目に31登板で2勝2セーブ16ホールド、防御率0.58と躍動した。2017年、2018年にはいずれも59試合に登板するなど広島の3連覇に貢献した。
奥村展征内野手は高卒1年目を終えた2014年オフに、相川亮二捕手の人的補償でヤクルトへ移籍。2019年に74試合に出場するなど、2023年限りで現役引退するまで計216試合に出場した。
平良拳太郎投手は、山口俊投手の人的補償で2016年オフに移籍。巨人では3年間で1登板だったが、DeNAでは右肘手術などを経験しながらも昨季までに21勝を挙げている。
2005年オフに野口茂樹投手の人的補償で移籍した小田幸平捕手は中日で9年間プレー。江藤智内野手が西武、工藤公康投手が横浜(現DeNA)、内海哲也投手が西武、長野久義外野手が広島(後に巨人復帰)と、“大物”が移籍したことでも話題になった。
今回ソフトバンクに移籍する伊藤は都立小山台、中大、三菱パワーを経て2020年ドラフト4位で巨人に入団。右肘手術を経て昨年1軍デビューし、8試合に登板した。28歳右腕は新天地でどんな投球を披露するだろうか。(Full-Count編集部)
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